彼方へ (光文社文庫)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334739898

感想・レビュー・書評

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  • 無限ホテル / 初出 『異形コレクションⅩⅩⅥ 夏のグランドホテル』 光文社文庫 (2003.6)
    トンボロ / 初出 小説宝石 2003年4月号
    桜子さんがコロンダ / 初出 『異形コレクションⅩⅩⅨ 黒い遊園地』 光文社文庫 (2004.4)
    おしょうしい午後の陽 / 初出 小説宝石 2003年7月号
    エイラット症候群 / 初出 『異形コレクションⅩⅧ 幽霊船』 光文社文庫 (2001.2)
    環状列石 / 初出 小説宝石 2001年12月号
    酒粥 / 初出 『異形コレクションⅩⅩⅣ 酒の夜語り』 光文社文庫 (2002年12月号) (「酒粥と雪の白い色」 改題)
    自転車を漕ぐとき / 初出 小説宝石 2004年3月号
    解説 (佐藤哲也)

    カバーデザイン 福田昌弘(キックアンドパンチ)
    カバー写真 Silvia Otte/photonica/amana
    印刷 萩原印刷
    製本 関川製本

  • バスガイド

  • <font color="#666666"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/433473989X/yorimichikan-22" target="_blank"><img src="http://images.amazon.com/images/P/433473989X.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" class="booklog-imgsrc" style="border:0px; width:100px"></a>
    <br clear="left">
    <blockquote><p><strong>「あなたが陸地で、私が島。互いをつなぐ道は限られたときにしか出現しない」。修学旅行でバスガイドと学生として知り合った蕗子と私。大学卒業まぎわ、二人は鹿児島の<ruby>陸繋砂洲<rp>(</rp><rt>トンボロ</rt><rp>)</rp></ruby>に取り残された。(「トンボロ」)
    失踪した父を追い、辿り着いた無限に部屋数のあるホテルでの奇妙な出来事。(「無限ホテル」)
    現実が揺らぐ瞬間のきらめきを鮮やかに描く珠玉の小説集。</strong>  ――文庫裏表紙より</p></blockquote>
    8つの彼方への物語。
    この物語の中の彼方は、地理的に測れる彼方ではない。時間的には多少計れるかもしれないが、それがすべてではない。
    人間がそれぞれの心の中に持っている彼方への旅なのだという気がする。
    人と人との関係の遥かな距離感や、時間を超えた愛のありようが、淡々と書かれているだけに大きく重く思われる。</font>

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