相剋の渦 勘定吟味役異聞(四) (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
3.75
  • (7)
  • (16)
  • (17)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 130
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334741891

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 勘定吟味役第4弾。
    ようやく、吉宗が登場。
    今後が楽しみ。

  • 陰謀渦巻く中、奮闘する水城と吉宗の邂逅。どうなる?

  • 勘定吟味役異聞シリーズ4巻、第6代将軍家宣の側室で浅草唯念寺住職の娘(月光院)の子、鍋松が家宣の四男でただ一人生き残り史上最年少の4歳で将軍を相続・元服し家継と名乗る。大奥を抑えた月光院と家継の傅育係・間部詮房の醜聞の風評の中、詮房が何者かに襲撃された。そして月光院に仕える御年寄・江島が名代として前将軍家宣の墓参り後、芝居小屋・山村座にて生島の芝居を見宴会を開き大奥の門限に遅れ、江島生島事件を引き起こす。大奥の絡む有名な事件、白石に忌避されて聡四郎の絡む所は少ないが勢力背景がよくわかる。6/8読了分。

  • 第四弾
    次期将軍をめぐる争い、尾張お旗持ち衆の画策?
    背後に蠢く紀伊国屋文左衛門!

  • 相変わらずの新井白石に虐げられている水城だったが
    その狭量な考えに反発し逆らったがため忌避されるハメに
    今回のテーマは長崎奉行・・・またも見え隠れする紀伊国屋

  • それぞれがいよいよ本当の目的に向かってうごきだす第4巻

  • 初版本

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

上田秀人の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×