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- Amazon.co.jp ・本 (497ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334745080
感想・レビュー・書評
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終盤の駆の解明は秀逸。プロットも満足。ストーリーも面白い。途中の論理展開はきつい。削ってほしい。
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No.33「長門有希の100冊」
新種のウイルスに感染した友人から託された資料を届けるため、クレタ島南岸に浮かぶ牛首島へ渡る、パリ大学の女子学生と謎の日本人青年。新種のウイルスにまつわる話が展開されるのかと思いきや、単なる孤島で繰り広げられる密室殺人の様相。
素性を明かすことを拒む矢吹駆は、この事件とどんなかかわりをもっているのか。この島に招待された目的とは、不思議な哲学的お話も随所にちりばめ頭がよくなった錯覚を覚える。少々理屈っぽく、小難しい小説だ。 -
■嵐の孤島での連続殺人を脱構築する、20世紀探偵小説の白眉!!
中央アフリカで発見された奇病。その奇病に冒されたウイルス学者である友人に頼まれ、ナディア・モガールと矢吹駆はアテネに向かう。目的はある資料を友人の師・マドック博士に届けるためだったが、博士はなぜかアテネを離れ、クレタ島南岸に浮かぶ孤島「牛首島」に渡っていた…。
第3回本格ミステリ大賞
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