ひかりをすくう (光文社文庫 は 27-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334745981

感想・レビュー・書評

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  • こういう生き方もあるけど、素敵とは思わない。世を捨てているようだけど、それもこだわって生きているということだし。人それぞれ。

  • 橋本紡にしては地に足のついた文だなと感じた。

  • 優しくて、じんわり心に染み込んでいく感じがした。
    都会でバリバリ働いていた智子が精神的に疲れ果てて
    恋人との哲ちゃんと田舎に引っ越す。

    料理がすごくおいしそう。
    田舎で暮らすうちに智子がだんと元気になっていくし、
    何より哲ちゃんと智子のほのぼのとした関係が良かった

  • オレンジケーキだのパスタだのが食べたくなる

  • 自分を救うことができるのは、自分を許せることができるのは、自分でしかない。

    それにしても、「ひかりを“つかむ”」ではなく、「ひかりを“すくう”」にした橋本さんはさすが。

  • 疲れた心にこの一冊。
    しんどくたって、精神的に病んでしまったって、一人じゃなきゃ立ち直れる。
    猫だって必死に生きてる。
    読んだ後、ふと心がやわらいだ一冊だった。

  • 「無限の可能性を持っているのは、子供だけではないのだ。
     だいぶ限られてしまったけれど、わたしたちにだって、まだまだたくさんの可能性がある。
     
     もちろん、いいことばかりだとは限らない。
     泣きたくなることもあるだろう。
     自らの歩みを呪うこともあるだろう。

     それでも、わたしたちは生きていくしかない。

     わたしはそして知っている。
     人生には、時にとてもすばらしい瞬間もあるのだと。」

    三重県伊勢市出身の作家。
    文章は柔らかいのに、なんだか勇気付けられる。
    “流れ星が消えないうちに”を読んで、他の本も読みたくなって読んでみました。

    これから私が選べるたくさんの道。
    選べるからこそ、恐ろしくもあるけれど、どこかで交わるといいね。

  • う〜ん、悪くはないのだけれど。。。

  • 2009.9.16読了

  • パニック障害になったグラフィックデザイナーの女性が、仕事をやめて恋人と一緒に田舎で暮らす話。

    仕事のやりがいとか、頑張ることに疲れることの理由がとても共感できた。

    「ちょっとおいしいものを食べて、好きな人と手をつないで歩いて、週に1,2冊の本が読めればそれでいい」

    私はそんな大人になりたい

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