シネマ狂躁曲 (光文社文庫 や 25-3)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (449ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334746124

感想・レビュー・書評

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  • 梁さんの実話に基づき書かれた作品。
    主人公のソンは小説家で、いくつも作品を書いている。
    それを映画化したいといろんな人が寄って来る。
    もちろん悪い話ではないが、そこには紆余曲折がある。
    また、今までの梁さんの作品が作られた経緯もチラホラ。
    梁さんファンにはたまらない1冊かもしれない。
    それにしても、映画制作にかかる費用等のやり取りの額が凄くてクラクラする・・・(笑)
    誰もが簡単に出すわけでもないけれど、それが確保できないと映画が出来ないという局面が何度もあるのだ。
    あとは映画制作を日本人と韓国人との共同で行う話があったが、そうなると国民性による考え方の違いが出てくる。それもまた興味深かった。

    2017.1.14

  • 面白い

  • おもしろかった。

  • ソンさん!

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著者プロフィール

1936年生まれ。『血と骨』『夜を賭けて』など作品多数。

「2020年 『魂の痕(きずあと)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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