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- Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334748609
感想・レビュー・書評
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実のところ私は生きることにおいて暇つぶしだとは思っておらず、かと言って何か意味を成すかと問われればそんなことも思っておらず、どっちつかずわけわからん状態にいるのが現状であるのだけれど、こう一冊を読みきってみるとあっちゃこっちゃ向いてる矢印とか言葉は違えど(むしろ反感もあったりもする)、終着点は同じであり、折角生きているのだもの楽しもうという所に落ち着く。つまり私には、ひまつぶしだときっぱり言いきることが出来る、度胸がないのだよね。
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ファンキーな表紙だな!「楢山節考」を大学生のとき読んだのだった。ちょっと他にいないタイプの物書きさん。浮ついた気持ちを地につけるためにはときどきこういうのが必要になる。数年前は、どこまで本気で言ってんのかわかんないとこが魅力と思っていたのだが、今は、たしかにそういう面もあるけど、むしろやっぱり恐ろしく率直で迷いのない、しごくまっとうな語りが自然に出てくるところが、いいなあと思う。
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欲しい本。
新聞広告によると「”死ぬまではずーっと青春の暇つぶし"という著者の逆説的人生案内。」ということです。
青春かどうかはわからないけど、ヒマツブシってとこは同感。