地下牢の女王 (光文社文庫 お 39-8)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 141
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (409ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334749231

感想・レビュー・書評

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  • 昔見た映画になんとなく似てるなぁって思ったらミザリーのオマージュ的な作品だったんだね。
    いろいろ粗は多いような感じがしたけど全体的に面白かった。結構作品にのめり込めて主人公と気持ちがシンクロしたり出来たし、作品中の小説「日陰の草」も面白くて二重に楽しめた。

  • 大石圭さんの著書は何冊も読了したけど、相変わらずメッチャ読みやすい。

  • これまでに読んだ著者の本の中で最も面白かった。ラストはバッドエンドのようでいてハッピーエンドなのか。

  • 2017.4.29.読了最初、主人公の作家に迫るストーカー読書の設定が怖く面白かった。後半、官能小説のようになって結末がバラバラになってしまったのが残念だった。

  • 作家が女性ファンに監禁される話。
    ミザリィ?イワザリィ?着飾りぃ?
    大石圭作品では今まで散々女性を監禁したりしてきたが,今作は作者自身をモデルにして女性に監禁させるという,新たなる変態分野に挑む。

  • ストーリーは、とある売れっ子作家とその熱烈なファンの物語‥
    所々に、作者の他の作品が出てくるんだけど、本編とは若干ストーリーが異っててなんだか得した気分に(^^)
    衝撃の結末まで目が離せませんでしたw

  • この方の小説を何本か読んで感じた感想と
    この小説に出てくる主人公の抱えてる悩みが
    一致した。
    作品のマンネリ。
    でももう少し期待してみる。
    あと数作品読んでみる。

  • 内容は★2つ。★3つ目はあとがきに。
    大石圭さんらしい話だったような、ちょっと違うような。ファンでも好みは分かれるんじゃないかなって感じた作品だった。

  • タイトルからどこかでSM要素のある展開が出てくると思っていましたが、違いました。
    欲望のままに行動する彼女はもともと救いようがなく、標的になった彼の方はせめてラストで救われるのを想像しましたが、救われない結末で残念です。

    グロテスクな場面にちょっと引いてしまった(苦笑)・・・。

  • 「日本版ミザリー」という見出しに興味を惹かれて購入。
    しかし、正直言って期待外れだった。
    序盤の監禁されるまでの導入や主人公が小説を書いてる描写は良かったが、
    肝心の監禁場面以降は、さほどの恐怖を感じず、
    ホラー・サスペンスとしての緊張感が足りなかった様に思う。

    結末の描き方はホラーとしては有りかもしれないが、
    設定や回想などが伏線として引っかかっていない、
    放り出したままの描写が多々あり、読後感はスッキリとしなかった。

    ただ、後半は官能小説のような展開も混ざり、
    そちらの描写にはやたらとリアリティを感じたが…。

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著者プロフィール

1961年、東京都出身。法政大学文学部卒業。93年、『履き忘れたもう片方の靴』で第30回文芸賞佳作を受賞し、デビュー。『アンダー・ユア・ベッド』『殺人勤務医』『絶望ブランコ』『愛されすぎた女』『裏アカ』など、著書多数。2019年には『殺人鬼を飼う女』『アンダー・ユア・ベッド』が立て続けに映画化され、話題に。

「2023年 『破滅へと続く道 右か、左か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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