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- Amazon.co.jp ・本 (507ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334761240
感想・レビュー・書評
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今回もミステリー志向。だけど、物語自体が劇中のドタバタ喜劇みたいな感じ。
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今回、ファルコはシリア方面に出張、というより文字通りのどさ回り。たどる町まちは古代ファンなら垂涎の都市ばかり。けれども本人はハメられるようにしてローマから出発、ハメられて窮地に立ち、殺人事件やら人探しやらでてんてこ舞いという次第。
今回はおなじみさんは彼女だけ。この女性、ここぞというときに輝くし、価値もある。これじゃ、ファルコも手放せないだろうなあ。もちろん、それ以外の人々、新顔といえどもいい味出しています。
さて、今回得たファルコの新情報。共和制支持者の彼は、少なくともこのあと帝国の領土が最大になる時代まで無事に生のびるらしい。そしてこのどさ回り中に書いた演劇の脚本は、回り回って1500年あまり後に、因縁の地、ブリタニアで上演される演劇に取りこまれた、のかもしれません。
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