異端力のススメ: 破天荒でセクシーな凄いこいつら (光文社文庫 し 39-1)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334764692

作品紹介・あらすじ

常識に染まらず、己の道を行く。他人から後ろ指をさされようとも、挫折せずに突き進んだ豪胆で破天荒な怪物たち。自らも編集長として、「異端」を貫き、『週刊プレイボーイ』を百万部雑誌に成長させた著者が、畏敬する八人を仰天のエピソードをまじえて紹介する。閉塞する現代に風穴を開ける痛快な人物伝。作家・北方謙三による"著者評"「シマジと島地」を巻末に収録。

感想・レビュー・書評

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  • 魅力ある男たちのエピソードを読む、という意味では面白かったです。
    ただ、欲を言えばもう少し客観的な視点からのものが読みたかったかなぁと。
    それだけシマジ氏の作中の人に対する愛情が強いのかもしれません。
    あとがきの北方謙三氏の文章を読むと少し落ち着きます。

  • なんかよくわかんないけど。
    編集者ってのはどこまで行っても編集者であって
    縁の下の力持ちというか太鼓持ちなんだなあ。
    天才とともに悪戯を楽しめるユーモアとセンスを持ち合わせた
    素晴らしい太鼓持ちってのはなかなかいないのかもしれない。。。
    だから、こんなにも作家達から愛された。


    宇野千代、開高健、柴田錬三郎、塩野七生etc...
    読みたくなる本。

  • シマジ本

  • 今東光、単なるケチなエロジジイとしか思えないが、筆者はベタ惚れ。特にヒッコリーの傘の話は読んで不愉快になる。
    人と人の関係は、当事者にしかわからないものか。

  • 編集長本の中で”島地”本は、”見城”本よりもはるかに好きです。
    今東光、開高健などは過去の島地本でも出てきたことが多く目新しさがなかったが、島地本なので楽しめました。
    白洲次郎に対しての島地さんのスタンスは、予想通りで嬉しかった。

    伊勢丹メンズ館の島地コーナー、行ってみたいです。

  • この本に登場するような豪傑は今後でないんだろうなぁ。
    文豪の意外な一面を知れました。

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著者プロフィール

島地勝彦(しまじ・かつひこ)
1941年、東京・奥沢に生まれる。4歳で岩手県一関市に疎開し、一関第一高等学校を卒業。青山学院大学卒業後、集英社に入社。「週刊プレイボーイ」編集部に配属され、1983年に同誌編集長に就任、100万部雑誌に育て上げる。その後「PLAYBOY 日本版」「Bart」の編集長を歴任し、取締役を経て、集英社インターナショナルの代表取締役に。2008年に退任後、エッセイスト&バーマンに転向する。シングルモルトをこよなく愛し、現在、西麻布にて「サロン・ド・シマジ」を経営、毎日バーカウンターに立つ。
著書に『甘い生活』『知る悲しみ』『アカの他人の七光り』(いずれも講談社)『salon de SHIMAJI バーカウンターは人生の勉強机である』(CCCメディアハウス)など、多数がある。

「2023年 『時代を創った怪物たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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