- Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334766481
感想・レビュー・書評
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★★★
今月6冊目
姫川シリーズ5弾。
今回はダークヒーロー的な?姫川はあまり出てこない脇役寄り -
勝俣警部補や葉山巡査部長、元警察官の倉田が主人公のスピンオフ作品。姫川玲子が主人公の作品と比べるとそこまで盛り上がらないが、まずまず面白かった。
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難しかった。
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この著者にしては鈍い切れ味のように感じていたものの、最後にはうすら怖くなる仕掛けが隠れてた。ガンテツの心に潜むであろう苦味がもっとにじみ出ていたら良かったのに。
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姫川玲子シリーズ、ドハマリして読破中。
今作は一見何の関連性もないように見えた事件を玲子、ガンテツ、葉山がそれぞれ捜査していくうちに真相が明らかになっていく展開に引き込まれた。ガンテツがちゃんと有能な刑事なんだって実感できたのも良かったし、葉山が評価されてるのも嬉しくなった。シンメトリーに登場した倉田元刑事がここで再登場するなんて思ってもみなかった。姫川班は解散してしまったけど、すべてが過去となり無駄に無くなってしまった訳ではない。ちゃんと今の場所で新たな一歩を踏み出し始めている。同じ女として玲子に好感寄せまくり。頑張って警視庁に返り咲いてくれ。いつまでも応援する。 -
誉田哲也さんの作品、ブクログ登録は4冊目になります。
著者、誉田哲也さん、どのような方か、ウィキペディアで確認しておきます。
---引用開始
誉田 哲也(ほんだ てつや、1969年8月18日 -)は日本の小説家。東京都板橋区出身、学習院中・高等科を経て学習院大学経済学部経営学科卒業。代表作に、『ストロベリーナイト』をはじめとする映像化された「姫川玲子シリーズ」や『武士道シックスティーン』をはじめとする「武士道シリーズ」などがある。
---引用終了
で、本作の内容は、次のとおり。
---引用開始
会社役員刺殺事件を追う姫川玲子に、ガンテツこと勝俣警部補が十五年前の事件を語り始める。刺された会社役員は薬害を蔓延させた元厚生官僚で、その息子もかつて殺害されていたというのだ。さらに、元刑事の倉田と姫川の元部下・葉山が関わった事案も、被害者は官僚―。バラバラに見えた事件が一つに繋がるとき、戦慄の真相が立ち現れる!姫川玲子シリーズ最大の問題作。
---引用終了
展開が複雑で、ついていけませんでした(^^ゞ
今後、著者の作品を手にとるか、微妙です。
今まで読んだ「姫川玲子シリーズ」をまとめておきます。
・第1作 ストロベリーナイト (2006年刊)
・第4作 インビジブルレイン (2009年刊)
・第5作 感染遊戯 (2011年刊)
・第6作 ブルーマーダー (2012年刊)
刊行時(2006~2012年)の著者の年齢は、37~43歳位になります。 -
バラバラなストーリーのようで実は繋がっている。姫川玲子が主役でなくても面白い。この本を読んでから他の姫川ストーリーを読み返すと、脇役たちが際だって見えてさらに面白くなるかも。