感染遊戯 (光文社文庫 ほ 4-9)

著者 :
  • 光文社
3.61
  • (129)
  • (450)
  • (432)
  • (44)
  • (7)
本棚登録 : 4192
感想 : 251
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334766481

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「ヴィンチェンツォ」っていう韓ドラで、悪は強力で正義は弱すぎる。だからこっちも悪で対抗するしかない、っていうのがあったけど、正にそんな世界線だった。でも恨みや憎しみは伝染する。やっぱりどこかで止めないと、っていう気もする。難しいね。倉田がどんどん深みにはまっていく様はなんだか哀しい。息子の英樹の話も哀しすぎた。◇この本で外務省のイメージがすごく悪くなった。真由が外務省勤めと聞いて、もしや他の人に感染させられたのでは...と勘違いしてしまった

  • ★★★
    今月6冊目
    姫川シリーズ5弾。
    今回はダークヒーロー的な?姫川はあまり出てこない脇役寄り

  • 勝俣警部補や葉山巡査部長、元警察官の倉田が主人公のスピンオフ作品。姫川玲子が主人公の作品と比べるとそこまで盛り上がらないが、まずまず面白かった。

  • 難しかった。

  • この著者にしては鈍い切れ味のように感じていたものの、最後にはうすら怖くなる仕掛けが隠れてた。ガンテツの心に潜むであろう苦味がもっとにじみ出ていたら良かったのに。

  • 姫川シリーズ

    短編だけど、ガンテツ中心に繋がっていく。
    倉田元刑事の描写、前作に軽く出てたね。
    読み返すと、あ~そう言うことかぁ、ってなるね。

  • 姫川シリーズのスピンオフ
    一息つくのにちょうどいい作品
    ただ登場人物が多く、貴方は何を抱えて…?となる

    ガンテツ中心のストーリー

    彼の傲慢な捜査態度はいかがなものかと思いつつも、本質を見抜くセンスや経験値は群を抜いていて面白い

    薬にまつわる役所・会社の重要人物が被害者となる短編集
    短編一つ一つで加害者・被害者の関係はしっかりと描かれていて、各被害者の個人情報の出処を最終章で解いている

    恨み憎しみなんてものではなく、その時にとった行動の1つ。
    本当に深い意味を持った行動ではなく、そうしてしまった程度のことが始まりだった。

    報われるとは…。という気持ちになった

  • 姫川玲子シリーズ、ドハマリして読破中。
    今作は一見何の関連性もないように見えた事件を玲子、ガンテツ、葉山がそれぞれ捜査していくうちに真相が明らかになっていく展開に引き込まれた。ガンテツがちゃんと有能な刑事なんだって実感できたのも良かったし、葉山が評価されてるのも嬉しくなった。シンメトリーに登場した倉田元刑事がここで再登場するなんて思ってもみなかった。姫川班は解散してしまったけど、すべてが過去となり無駄に無くなってしまった訳ではない。ちゃんと今の場所で新たな一歩を踏み出し始めている。同じ女として玲子に好感寄せまくり。頑張って警視庁に返り咲いてくれ。いつまでも応援する。

  • 誉田哲也さんの作品、ブクログ登録は4冊目になります。

    著者、誉田哲也さん、どのような方か、ウィキペディアで確認しておきます。

    ---引用開始

    誉田 哲也(ほんだ てつや、1969年8月18日 -)は日本の小説家。東京都板橋区出身、学習院中・高等科を経て学習院大学経済学部経営学科卒業。代表作に、『ストロベリーナイト』をはじめとする映像化された「姫川玲子シリーズ」や『武士道シックスティーン』をはじめとする「武士道シリーズ」などがある。

    ---引用終了


    で、本作の内容は、次のとおり。

    ---引用開始

    会社役員刺殺事件を追う姫川玲子に、ガンテツこと勝俣警部補が十五年前の事件を語り始める。刺された会社役員は薬害を蔓延させた元厚生官僚で、その息子もかつて殺害されていたというのだ。さらに、元刑事の倉田と姫川の元部下・葉山が関わった事案も、被害者は官僚―。バラバラに見えた事件が一つに繋がるとき、戦慄の真相が立ち現れる!姫川玲子シリーズ最大の問題作。

    ---引用終了


    展開が複雑で、ついていけませんでした(^^ゞ
    今後、著者の作品を手にとるか、微妙です。

    今まで読んだ「姫川玲子シリーズ」をまとめておきます。

    ・第1作 ストロベリーナイト (2006年刊)
    ・第4作 インビジブルレイン (2009年刊)
    ・第5作 感染遊戯 (2011年刊)
    ・第6作 ブルーマーダー (2012年刊)

    刊行時(2006~2012年)の著者の年齢は、37~43歳位になります。

  • バラバラなストーリーのようで実は繋がっている。姫川玲子が主役でなくても面白い。この本を読んでから他の姫川ストーリーを読み返すと、脇役たちが際だって見えてさらに面白くなるかも。

全251件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

誉田哲也の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×