三毛猫ホームズの夢紀行 (光文社文庫 あ 1-156)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 149
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334768652

感想・レビュー・書評

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  • お馴染みのメンバーが巻き込まれた事件を特殊な三毛猫のアドバイスを得つつ解決するシリーズ。けど人間関係がだんだん稀薄になるし、三毛猫の能力も荒唐無稽になるしで、ありえない感が強まる。女性が苦手な主人公だが毎回女性に惚れられていたが、その経緯もおざなりのような気がする。読後の安堵感が救い。

  • お恥ずかしながら初めての赤川先生作品にして、はじめての三毛猫ホームズ作品!
    友人からのすすめで読みましたが読みやすく、一気に読んでしまいました。登場人物が多いので次からはメモしながら一緒に謎解きしてみようかな。ホームズがヒントをくれるし!

  • 30年ぶりに読んだ三毛猫ホームズ。引きこもりの男の母が家の中で殺される。

  • 時代が変わって片山がいつの間にか携帯を持っていたりするのだけど、それでも変わらない、三毛猫ホームズの世界。ホームズはどうやって写真を撮ったのだろう……

  • 三毛猫ホームズシリーズ第48弾。

    ミステリー的には荒唐無稽、ご都合主義と思いますが、時代を反映した問題提議、作者の考え方が盛り込まれていて、それなりには書き続けられる意味はあると思います。
    また、時代背景は進んでいるのですが、サザエさんやちびマル子ちゃんのように登場人物の時間が止まってしまっているのは懐かしさともに安心感があります。
    もう、ファンの人たちしか読み続けていないと思いますが、今後も作者と登場人物の活躍を期待したいと思います。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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