灰色のパラダイス: 杉原爽香〈45歳の冬〉 (光文社文庫 あ 1-173)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334777135

感想・レビュー・書評

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  • 爽香45歳、今年もまた事件に巻き込まれます。今回は誘拐事件。31作目にもなるので、爽香の刑事なみの嗅覚で事件を解決します。もう名探偵コナン並みの推察力。笑 とは言いながら毎年気になってしまうのが爽香シリーズ! サクッと読めるのがこのシリーズの好きなところです(^^)ノ学生の頃に赤川次郎さん始まりで読書好きになった方が多い理由が分かりました!! 46歳の爽香も楽しみです(^^)

  • 49歳→39歳→40歳→41歳→42歳→43歳→44歳→48歳→47歳→46歳→45歳

  • 子供の誘拐事件に巻き込まれようとする爽香。年々味方が増えてなんだか彼女に頼めば大丈夫感がする。今回は終わり方がほろ苦い。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    大晦日に開かれるクラシック・コンサートの手伝いをすることとなった杉原爽香。準備が着々と進む中、思いがけず誘拐事件の渦中に巻き込まれてしまった。犯罪の片棒を担ぐ者や、愛息を奪われた夫妻。悲劇の当事者たちはさらなる泥沼にはまっていき…。爽香は相次ぐ事件の連鎖を断ち切ることができるか!?読者と共に登場人物が年齢を重ねる大人気シリーズ第31弾!

    令和2年2月10日

  • 爽香45歳の話。
    安定の読める喜びがあります。さすが長いシリーズです。

    最後の部分は泣いてしまった。長く続く、年を取っていくシリーズのため仕方ないが、自分も登場人物も年を取っていきますね。

  • 爽香、45歳、大晦日のコンサート

  • 毎年恒例の杉原爽香シリーズ!
    事件そのものは難しいものでもないのですが、この同窓会のような雰囲気を毎年楽しんでいます(笑)

    そして、ヒロインが45歳くらいになると、その回りの友人知人はもっと年上。
    そうなると別れの場面も多くなります。
    今回も思春期に出会い、苦楽を共に支えあってきた河村さんがこの世を去りました。

    私自身が40歳を越えたので、もし私も…と思いながら読んでいます。

  • いつもこのシリーズは、発売日に買ってその日のうちか翌日には読み終わるのに、今回は大分時間がかかってしまった。
    なんだか、犯人の身勝手さが鼻について……。

    今作でシリーズ1作目から爽香とお互いの人生を見守り合ってきた元刑事の河村さんが死去……。
    もう少しみんなが幸せな時があってもいいような気もするけど、45歳にもなると周りで亡くなる人も出てくる……というのはリアルではある。

  • 1年に1歳ずつ年齢をとる爽香も、もう45歳か。
    もっとずっと続いてほしいシリーズ。
    年齢を重ねて妻、母となっても爽香は変らないね。
    誘拐事件からの、恐れていた展開。
    人って、1つ犯罪を犯すとたががはずれるのだろうか。
    それでも、幸せなカップルが生まれたことに救われる。

  • 一作目からリアルタイムに読んでいたので、また新たなる人生の節目には思わず涙。
    しかし、「このシリーズの男は皆**しかいない」と言われるのも、否定できないのがつらい。いつのまにそんなシリーズになってしまったのか・・

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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