- Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334783310
作品紹介・あらすじ
「採寸して一定の縮尺で平面図をまとめ、ディテールを写しとってみると、その部屋を設計した意図がよく分かるばかりでなく、サービスの姿勢から民族性にいたるまでさまざまな勉強になる」。アメリカ、イタリア、イギリスから果てはブータンまで。設計者の目でとらえた世界のホテル69室。実測した平面図が新しい旅の一面を教えてくれる。
感想・レビュー・書評
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本屋で平積みされていた2巻が
とっても私好みだったので
1巻もまとめて買っちゃいました。
舞台道具を作っていた妹尾河童さんの
『河童が覗いた…』って本があるけれど
こちらの著者の本業は建築家。
特にホテルなどのインテリアデザインを
数多く手がけているとあって
実際にメジャーで部屋を測ってから
図面に描き起こしちゃう。
趣味と実益を兼ねているから
けっこう「いいところ」泊まってます(笑)
掲載されているどこのホテルにも
私は泊まったことがないし
今後も泊まることはないでしょうが
それはそれで妄想の幅が広がるというもの。
なぜって床や壁の色合いやら
窓から見える景色まで
著者の目に留まったものが細かく描かれているから。
手元に置いておいて
たまにパラパラしたくなる本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お爺さまが札幌グランドホテルの支配人をされていたとのことで
ホテルを身近に感じていた建築家の作者が
行く先々で滞在したホテルの部屋を実測したスケッチがまとまった一冊です
眺めているだけで楽しく、いつか行ってみたいな~と
想像が膨らんでしまいます -
いいホテルに泊まりたくなる。
豊富な観察量、設備等にかかわる専門知識、それに小気味良い文章で惹き付けられる(ドアの材質やロック、防音にかかるコラムは出色)。意外に良書。
旅のあり方についてもいろいろおもう。ガイドブックやネットでわからない肌感覚とは、突き詰めると何なんだろう、とかと。
香港のインターコンチネンタルでは深夜騒音にクレームしたら大スイート(250平米、ジャグジーのあるルーフガーデン付き)に通されたというが、それでもささっと採寸やスケッチをしてしまっているのはさすが。25時だというにもかかわらず。
アメリカではタクシーにイエローモンキーは乗せないと言われ(ジスイズアメリカ)、
ケルンでは給水塔をリノベしたホテル(水がテーマ)にみせられ、
バリ島では優雅な長期滞在に夢見る。
そのひとつひとつが魅力的。
そういうように筆者にとってもはや趣味あるいは道楽にまで達しているのだろうが(筆者は「悪癖」とも表している)、そもそもの目的は非常に本質的。――
≪測り、描くという行動は、目と頭と手、それに体という連係をつくり出し、忘れかけている自分自身の「身体性」をよみがえらせてくれる。自然な生物としての人間の生活環境を考える者としてそれは欠かせない訓練でもある。≫(ヒューマンスケールに関するコラム、p316)
以前スケッチをした経験からしても共感。学生たちにメジャーの携行も勧めているというのも、よいなぁとおもう。 -
いろんなホテルに泊まりたくなる。
ここまで堪能したら忘れないし、自分が心地よく感じるサイズも分かってよさそう。 -
自らの手で描くことで身につき、記憶に残る。電気が無いと何も出来ない今だからこそ大事な事。
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※図書館
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妹尾河童のより建築寄り、泊まったとこは一っこだけやった
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面白い。
ノーンビリと眺めながらカフェでまったりしたい。
素敵空間。
母にすすめたい。