- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334783969
感想・レビュー・書評
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20151112読了
テンポが良くて好みの文体だった。●「京都」のところを他の都道府県に変えて、そこの出身者が著者になって、シリーズで出たらおもしろいのになーと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
文章はあまり好みでないが紹介されている店はうまそう。
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出町「ふたば」の豆餅。「天下一品」本店のこってりラーメン。
京都でうまいもんと言ったら、私個人的にはこの2つで決まり。
入江敦彦さんの、少々捻った趣向の京都案内本の類は、『京都人だけが知っている』のシリーズや、『秘密の京都』だとか一通り読んでいる。ひとつ残らず「よそさん」である私には意外な話ばかりで「参りました」という感じでいつも降参しちゃっている。
ところが本書に限っては、53アイテムもの知られていない「美味しいもの」が紹介されていたが、冒頭の2品も含まれていた。「それなら知ってるもーん」と誇らしい気持ちになり、もう4、5冊目になる入江本をまた買ってしまった。
大体この人の書き方、「きざみきつね」の紹介をするのに四半世紀まえの自分のヨーロッパ旅行の思い出話を延々と書いてる。それで、帰国時の乗り継ぎ地、アラスカのアンカレッジ空港で食べたうどんの話からようやく本題に繫がる。まったくう、な書き方なのだが私は大好きだ。というより私の雑念が大半のレビューと同じだ。
ちなみに、著者は生粋の京都生まれの京都育ちだが、現在は英国在住だ。
見どころ、食いどころ、歴史、宗教、文学、世界遺産にすてきな男の子、女の子盛りだくさん過ぎる京を味わうのに、捻った案内本たる本書をガイドブックのように単なる情報源として用いるのはお奨めしません。観光客として通り過ぎるだけでは見えてこないこんな見方、食べ方、楽しみ方があるのだという、方法論の指南書として基礎学習に活用すべきです。
ガイドブックの鵜呑み、わけ知り顔の他人の押し付けには賛成しない。だが、しかし、でも、「ふたば」の豆餅と天一本店のラーメンだけは、「並べ」、「ともかく食え」と、観光で行く人たちには断固命令口調でつい言ってしまう。
入江さんと私とで意見が一致してるし尻馬乗れ乗れで、言ってしまいます。行列嫌いの京都人がコレだけは別という豆餅、2泊3日なら3日間並びなさい!甘くなくって塩がうまく効いていて、豆の味わいも絶妙だよ、3日連続で食べても飽きまへんから(あれ、私は東北人だったはず)。
それ以外は、決してガイドブックみたいに使わないようにっ。くれぐれも。
写真も見事な写り方で、値段、定休日とか懇切丁寧に書かれています。巻末には地図も載っています(ほら、使おうとしてる。ダメ、駄目)。 -
2008/08/17 エッセイのお手本のような。
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知人の友人だってだけで
★4つ決定 -
京都旅行のお供に!!通な土産をゲットできますよ。