- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862480026
感想・レビュー・書評
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京都好きの方から紹介(というか送付)された本。
基本的になんでもそうなんだが、人それぞれ楽しみ方があるので、「〇〇しろ」とか「XXが本当の楽しみ」とかいちいち言ってくる本は大体うぜーって感じなのだが、まあとりあえずは最後まで読んだ。
京都の人ってホント思うけど、自分の地域だけが歴史があって、文化があって、伝統があって、ほかの地域にはない!あったとしても京都が一番!っていう節が非常に強いんだが、まあ田舎の人のほほえましい自慢話くらいのレベル感で聞き流しているくらいがちょうどよい。
ということで、実に京都人らしい人が書いたって感じの本であった。
ただし、あまり普段はいかない北部の商店街には歴史のあるお店が多いようなので、そこには今度行ってみたいと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これ読んで京都に好感持てる人っているんだろうか。
こんな人ばかりではないと思うけど。 -
「京都人だけが知っている」2
著者 入江敦彦
出版 洋泉社
p41より引用
“それでなくくとも京都人は京都を世界の中心だと思っているが、
こと料理に関しては揺ぎない自信を持っている。
根拠なんか必要ない。なぜなら、ここが京都だからだ。”
エッセイストである著者による、
生粋の京都人が知る京都の深い部分を描いた一冊。
食べるものについてから着物についてまで、
京都で生まれ育った著者にしか書けないであろう、
京都の奥深い物事が書かれています。
上記の引用は、
おばんざいについて書かれた章の一文。
自分が世界の中心だというのは、
まぁ誰にでもある気持ちだとは思います。
しかしそれを表に出さないことで、
周囲と上手くやっていくと言う所が本当の都会人だと、
どこかで読んだことがある気がします。
この意味で日本の都会人は京都人だけだとも、
どこかで読んだような気がします。
巻末に名所一覧が収録されているので、
近々京都を訪れる予定のある方には、
ガイドブックの様に使えなくもないのではないでしょうか。
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大学の先輩(ひとまわり以上上の)に借りて読んでます。
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京都の紹介本の中では最も好きな一冊。
京都に行く時は読み返します。 -
京都の人は「京都人」という人種である。京都は日本の中の外国である・・・。独特の文化と意識を持った京都人の秘密を語る本。「おばんざい」とは何かって初めて知りました。「京都でおばんざい食べよう」って恥ずかしくて言えない・・。
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この本をもう何度も読破して夢見てるのに、一向に京都から仕事のお声がかからないの!(おまえ経費で行こうとしてるやろ)
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私は京都に56年暮らしていますが先の本を含めだいぶ賢くなりました。
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その土地に生まれ育った人じゃないとわからないことってたくさんあって。
良いことばかりじゃなくて禍々しいことも
たくさんあって。
そういうのを見せてくれて、だけど京都を
愛してるのには違いないんだなと思わせてくれた本。