- Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334783976
感想・レビュー・書評
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読書録「日本料理でたいせつなこと」5
著者 小山裕久
出版 知恵の森文庫
P4より引用
“日本料理でたいせつなことのひとつは、この「タイミング」で
す。
一瞬、現れるものをとらえて、食べる、その「瞬間」がたいせ
つなのです。その瞬間こそが料理の「華」です。”
目次から抜粋引用
“鶏肉とかぶの煮物
一・五番だしのとり方
まぐろの霜降り
小田巻蒸し
かぶら蒸し”
海外での日本料理普及に力を入れる、料亭「青柳」主人による、
日本料理のコツとレシピを紹介する一冊。
道具や火加減についてから各料理のレシピまで、カラーの料理
写真と共に記されています。
上記の引用は、文庫化にあたっての中の一文。
温かい物にしろ冷たい物にしろ、食べごろの大切さは美味しく食
べるためには不可欠な要素です。外で食べていると、料理が目の
前に並んでいるのに、あまり食べずに話をしていたりする人を見
かけますが、実に勿体無い事をしているなと思います。
料理写真がほぼ全てカラーなので、実に食欲をそそります。
レシピ集で白黒写真の物がありますが、やはり色は料理にとって
大切な要素なのだなと思います。
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同著者、数冊目になる本。これまで読んだ本にはレシピ的な内容は少なく、料理を巡る思考法のような話が多かったので、今回もそのような感じかと。
ところが今回の本。「たいせつなこと」を「理屈」で述べるのはほんの前半まで。あとは「たいせつなこと」を具体的なレシピで示していくという体裁。
料理など、全くできない者にとって、この構成はきついかと考えた。ただ、最近、「味わうこと」に興味を持ち始めた自分にとって、やはり調理法なども勉強になるのだろうと、最初は「我慢して」読み始めた。
結局、面白かった。
レシピに書かれている内容にはわからないことがたくさんある(素材も、調理法も)。しかしどこに気を使って、どのようなものを仕上げたいからどうしたところに注意するのかということが非常によくわかる。これはもちろん料理を「味わう」ときにも役立つ。
料理はすべて写真つき。おいしそうな、あるいはちょっと意外な料理をパラパラと探し、そしてそのレシピを読んで楽しむという使い方もできるんだろう。
実際に料理することはこれからもないと思うが、それでも勉強になった、読んで良かったと思わせてくれる本だった。 -
2008.6/6
とても勉強になる。まずはだしからだなー -
なかなか素敵なレシピだ
個人的に文庫本サイズのレシピ本は好き
星付けるような本じゃないんだが
一応付ける
2の理由は、甘みの少なそうな料理で
俺の舌に合わなそうなためw
まぁ本当の和食は砂糖やみりん控えるものらしいですけどね…
俺は甘ったるいのが好きです
そして割り下のすき焼きは許せませんw