左右学への招待 (知恵の森文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334783983

感想・レビュー・書評

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  • 面白い話もある。招待というタイトル通り、又聞きなど、浅い話が多い。左右とあんまり関係ない話も多い。やたら性的なネタが好きだなと言う印象。
    ここから興味湧いたキーワード拾って別の本とか講座とか漁りに行くための本、と言う感じ。

  • つかみはキャッチーだけど、中に進むに従ってなんだかボヤッとしてくる印象。
    分かりやすいテーマで展開しようと意識している様子は何となく感じられるが、やっぱりところどころ学者然とした記述も目について、ついつい流れがち。
    そしてほとんどすべてのトピックスについて、風呂敷の上に議題として並べたはいいけどまさに並べっ放し、回収することなく立ち去ってしまっており、読者は置いていかれたような感覚になる。
    そこら辺りは学者の論文とは違い、専らエッセイ風味だ。

    元々理系とか文系とかで学問を分けるのはナンセンスだと私も思っていたので、提示されている"左右学"のような発想はとても興味深い。

  • 私は時々瞬間的に左右を間違えてしまいます。
    タクシーに乗っても頭では右なのに言葉が左と言ってしまったり・・・
    そんな中、面白い本を見つけました。
    「台風は左回りだが南半球のハリケーンは右回り」、「鏡はなぜ左右反対に見える?」、「川の左岸と右岸の決め方は?」、「エスカレータでは左右どちらに寄るべき?」、「化学調味料のなかの左右って何?」「パピプペポの半濁点(゚)の書き方は?」……

  • 後半やや無理やりな展開だけど、左右学が諸学問のポテンシャル障壁を緩和する触媒だというまとめ方に感心。

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