- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334785901
感想・レビュー・書評
-
瞑想の効果って……もしかして、こういうこと?!
~そうなんとなく思っていたものが、系統だって紹介されており、ふか~く納得できます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読書録「楽しもう。瞑想」3
著者 宝彩有菜
出版 光文社
p108より引用
“ こうしたプログラムは、なるべく素早く
検索して起動できるよう、マインドのごく近
くに置いてあります。マインドは、それらを
瞬時瞬時に自動起動させながら、人生を進め
ています。とてもよくできた仕組みです。
ところが、すべてのことが正しく解釈され、
プログラム化されているわけではなく、中に
は、見直しが必要なものもあります。”
目次より抜粋引用
“瞑想を楽しもう
実践瞑想
境地瞑想
瞑想上達のコツ
日常生活と瞑想”
瞑想家でありエッセイストである著者によ
る、瞑想とその効果について書かれた一冊。
技術としての瞑想から瞑想を進めていく上
での心構えについてまで、より具体的な瞑想
への取り組みについて書かれています。
上記の引用は、瞑想の第二段階で起きる効
果について書かれた項での一節。
過去の体験でできてしまった、自分の中での
行動指針を、よりよく作り直すのに役立ちそ
うですね。
心理学の研究でも、瞑想は良い効果をもた
らすとのことだそうで、始めて見ても損では
ないと思います。一回15分程度でも効果が良
くわかるそうです。
一日のうち、じっとしている15分の時間すら
持つことが出来ないほど忙しい人は、もっと
他のことから見直した方がいいのではないで
しょうか。
ーーーーー -
『始めよう。瞑想』の続編。
瞑想を実践するには、「集中」「気づき」「棚上げ」という作業を繰り返す。
瞑想を始めると、いろんな懸案事項や心配事が頭の中に思い浮かんで、思考がそちらに流れてしまいそうになる。
それを、普段ゆっくり考えられないから、いいチャンスだと捉えてしまうと、その思考から派生する他の懸案事項も思い付いてしまい、一向に瞑想することはできない。
そこで、瞑想を始め集中を始めたあとに頭の中に浮かんでくる思考に気づき、その思考の種を今度考えようと棚上げする。その作業を繰り返すことで、頭の中の机の上が片付いたような状態になり、瞑想後は作業がはかどり、瞑想中はリラックス、リフレッシュすることができ、瞑想がすすむとエクスタシーを感じたり、過去の記憶を呼び覚まし、子どものころに見た風景を鮮明な画像として思い出したりできるようになる。
また、過去の出来事を鮮明に思い出すことで、自分の思い込みによって記憶された「こうでないといけない」「こうしたらこうなる」というプログラムを今の自分に合うように組み替え直すこともできる。
瞑想は古代インドで完成された、頭を整理し、心を整える技術であり、コツをつかめば案外気安く短時間でも瞑想することができる。
これからは、普段の生活で、何がなくとも暇さえあれば何かを思考してしまう頭と心を休ませる時間を意識してつくろうと思う。 -
なるほど!と納得して瞑想してみたもののバッドトリップに入ってしまったのでわたしに瞑想は向かないのかもしれない。
-
瞑想をしたらどんな効果が得られるのかと言うのが前半に書かれていて、中盤はやり方、後半はどうゆう心がけで望むべきかが書かれている。
有路地という言葉がある様に、私たちは常になにかしらを思考し頭の中はいっぱいになっている。
なにも考えない時間と言ったら睡眠くらい。
しかし睡眠はただ寝ているだけであって、自分の顕在意識にはいない。
瞑想とは、顕在意識はあるのだけどなにも考えていない「無」の状態。
その顕在意識下での無の状態にするには、瞑想しかない。
その有路地から無路地になる状態を作り出す為に瞑想があるのだけど、無路地になることによって私生活でも自分の考えたいように考えられる、
思考を自分でコントロールして快適に暮らせる法が身につけられると言うこと。
・人生は表があれば裏もあると言われていて「こんなに幸せな状態があっていいのだろうか?」と
不安になることがあるかもしれないけど、そうゆう時は良いこと、嬉しいこと、楽しい気持ちを誰にでも気前良く分け与えることで解消される。
・宗教と違う点は、「皆が信じているから本当なんだ」と言うことではなく「自分が体験して、知っていることだから本当なんだ」と言うことで。 -
わかりやすかった。
ぼちぼちやってみたい。 -
本当にこの本に書かれているような事が、瞑想で体感出来るのかと疑い半分期待半分。自分との対話のツールとして、瞑想を取り入れたいと思った。
-
簡単な瞑想から始めてみよう。
-
心を整える為の良本である。
ストレスに押しつぶされそうになっている人ほど読んで欲しい便利本!