シンポ教授の生活とミステリー (光文社文庫 し 50-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334790417

感想・レビュー・書評

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  • 広くミステリにまつわるエッセイ集。ミステリ好きにはとにかく楽しい一冊です。そしてまたしても読みたい本が増える……。
    ここ数年でかなり深くミステリ沼に沈んだ自覚はありますが、それでも沼はまだまだ深いようです。どこまでも沈みたくなるけれど。底に行きつく日はきっと来ないかなー。いろいろとレベルが違う。まあ楽しく読めればそれで満足できるたちなので、張り合う気は毛頭ありません(笑)。
    ミステリの楽しさを再認識できた一冊でした。やっぱりミステリって素敵。だけど、追悼文のコーナーだけはなんだか切ない気分にさせられてしまったのでした。こればっかりは仕方のないことなのですけれどね。

  • 本の雑誌等で読んだ文章がかなりあるが、楽しめた。

  •  海外ミステリファンの端くれとして、シンポ教授の令名は承知していたが、評論的な文章はもちろんのこと、ミステリにハマっていく読書遍歴や、お世話になった作家さんへの追悼文など盛り沢山の内容で、お得な一冊である。

     シンポ教授もそのようだが、ミステリに開眼したという方々の回想に、必ずと言って良いほど、あかね書房の〈少年少女世界推理文学全集〉が言及されるが、田舎育ちの小生は、残念ながら一度も見たことがない。

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著者プロフィール

(しんぽ・ひろひさ)1953年、京都生まれ。ミステリ評論家。光文社文庫版〈江戸川乱歩全集〉〈都筑道夫コレクション〉などの編纂・解説にも従事した。

「2022年 『都筑道夫創訳ミステリ集成』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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