- Amazon.co.jp ・本 (390ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334791506
感想・レビュー・書評
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四組の人間関係があります。
一つ目は高校の同級生の森奈緒と、小説を書いている片山希莉。足立紗子と恋人のアンディ。
二組目は格闘家の父親、八辻孝蔵とその娘の姉妹芭留と圭。圭は10歳の時に視力を失い目が見えません。
三組目は家族で喫茶店「カフェ・ドミナン」を経営する市原家の父静男、母緑梨、長女の琴音、次女の叶音。
琴音は元音大志望でピアノをあきらめ、叶音はギターをやっています。
四組目は読書好きのお嬢様とその憧れの正体不明の女性。
その四つの話が交互に語られていきますが、やがて一つの話になります。
事件はまず、八辻孝蔵が何者かに襲われ芭留と圭が逃げ出すところから始まり、二人を偶然通りかかった市原緑梨が助けてドミナンに連れて帰ります。
帰るとドミナンに侵入者がいて、奈緒と希莉たちが客としてきていて拉致されていました。
若い女性がたくさん出てきて、最初誰が誰だかわかりにくかったです。
青春ものだと思います。
若い女性アイドルを起用したドラマの原作だったので必要だったのだと思いますが、物語としてはイマイチでした。ごめんなさい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
誉田哲也『ボーダレス』光文社文庫。
アイドルグループが多数出演するドラマ原作の青春ミステリー。またまたオーバーカバー。
次々とシチュエーションと登場人物が入れ替わり、立ち代わり、忙しい。そして、青春ミステリーというのに拒否反応があるせいか、今一つ物語に集中できないままに結末を迎えた。やはり誉田哲也はハードな警察小説が面白いというのが結論。
本体価格720円
★★★ -
文庫裏のあらすじも読まず前知識なく読了
4つの話が順番に進んでいく、どこかで混じり合うのか?それとも一つは女子高生が書いている小説の話なのかと想像しながら読んだ
途中平和な田舎に事件が起こったという噂話の中で「ストロベリーナイト」という事件が東京の方で起こったと家族の話題にのぼり、誉田先生ありがとう!とにやつきました
内容はミステリーより青春もの さらりと読めます
今後、奈緒が姫川と会うようなことがあれば面白いけど警視庁じゃないからなぁ -
以前ドラマ化された小説。
二組の姉妹、謎の男、女子高生、深窓の令嬢やら
が絡みつつ複数の話が最後に終息。面白いけど、
正直、物足りなかったかな。 -
剣がない。
ドラマ化前提で書かれた気すらする。 -
4つのストーリーがバラバラに進み、迷いに迷った挙句、ようやく一つになったけど、盛り上がりに欠けた。ただ、一つになっただけ。
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話の一つ一つが、どう繋がっていくのか検討もつかなくて、えっ!ここで繋がった。もうそれからは、焦るように読み進めて、後は、一気読みでした。面白かったです。
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あぁ、こう繋がるのね。と、いくつかの登場人物達のシーンが絡み合い、最後の展開へと導かれる。ただ、ちょっと最後の展開が物足りなかった印象。
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坂道好きの友人に推薦されて読んだ小説。
“視点移動や情景描写の絶妙な繊細さ”と”短編を継ぎ接ぎしたかのような新鮮味”が物語の展開を趣深く引き立てていた。
青春小説の色合いを持ちつつ……
でもミステリアスな展開が頭の片隅にあって……
とパラレルワールドを連想させる不思議だけど惹き込まれてしまうような物語だった。