舵をとり風上に向く者

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 19
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334921279

感想・レビュー・書評

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  • 2018/10/20読了

  • 時代背景が昭和初期?言い回しもムズカシくて、リアルタイムを生きた人でないと、すんなりとは入ってこない短編小説だと思う。ただ、理屈ぬきにカッコいい!
    自分が車好きというのもあるが、骨太で何者にも媚びない、そういう意味では男が読むべき本。

  • 雑誌「NAVI」に1985年頃連載されていた短編を集めた作品。カットをBOW氏が描いています。それだけでもかなり気分いい本に仕上がっています。矢作俊彦は何冊か読んでいますが、はじめはとっつきづらかった。文体でしょうか?なれると心地よい文章に感じられてきました。「クルマ小説」ではありません。効果的に、クセのあるおもしろいクルマを登場させていますが、決してそれを主人公にせず、きちっとおもしろいストーリーをつくています。おもしろい!よんでください。

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著者プロフィール

1950年、神奈川県横浜市生まれ。漫画家などを経て、1972年『抱きしめたい』で小説家デビュー。「アゲイン」「ザ・ギャンブラー」では映画監督を務めた、『あ・じゃ・ぱん!』でBunkamuraドゥマゴ文学賞、『ららら科學の子』で三島由紀夫賞、『ロング・グッドバイ』でマルタの鷹協会・ファルコン賞を受賞。

「2022年 『サムライ・ノングラータ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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