月の船でゆく

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  • 光文社
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感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334922672

感想・レビュー・書評

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  • 遠い昔に読んだけど、すっかり忘れていました。
    可愛らしい感じです。
    かろうじて、BLにはなってないかなーのころ。
    途中からあまり入らなくなってきたけど、雰囲気は嫌いじゃないのです。
    天体議会とかよりは、現実に近い空気感です。…わたしは、天体議会の方が好きだけどね。

  • 長野まゆみの最高傑作は?って聞かれたら「TV.City」あたりの初期作品を答えるんですが 、これは個人的にあらゆる要素がツボだったんです。

  • 私の永遠のバイブル。朝目が覚めた時、隣にティコがいることを願う。

  • みんな可愛らしくて好き。

  • ジャスとティコの物語の始まり。
    回転木馬をぐるぐる回して、冬の空気に触れられる。
    冷たいのは、ここちよいとおもう。
    月は、きっとあすこは冷たいところなのでしょう。

    たくさんの灰色でできた物語。

  • 冬の日のファンタジー。

  • お洒落な大人の絵本
    この世界感はとてもいいです

  • 再読。

  • 真冬の明け方の夢のような。
    青と銀と金色の余韻が残る、美しくも不思議な作品。
    音楽で言えば、確実に印象派だ。

  • 主人公のジャスが不思議な少年(少女?)に振り回されて、最初は迷惑そうにするんだけど段々と満更でもなくなってきて、何だかんだ下宿に泊めてあげたり、ココレットを作ってあげたり、木馬に乗るティコに手を振ってあげようとする姿が微笑ましかった…

    寒い日に読むのがオススメ!

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著者プロフィール

長野まゆみ(ながの・まゆみ)東京都生まれ。一九八八年「少年アリス」で第25回文藝賞を受賞しデビュー。二〇一五年『冥途あり』で第四三回泉鏡花文学賞、第六八回野間文芸賞を受賞。『野ばら』『天体議会』『新世界』『テレヴィジョン・シティ』『超少年』『野川』『デカルコマニア』『チマチマ記』『45°ここだけの話』『兄と弟、あるいは書物と燃える石』『フランダースの帽子』『銀河の通信所』『カムパネルラ版 銀河鉄道の夜』「左近の桜」シリーズなど著書多数。


「2022年 『ゴッホの犬と耳とひまわり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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