見知らぬ妻へ

著者 :
  • 光文社
3.31
  • (8)
  • (41)
  • (100)
  • (7)
  • (1)
本棚登録 : 278
感想 : 51
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334922979

作品紹介・あらすじ

愛しているから、別れるあなたへ。浅田次郎が魂を込めて贈る8つの涙の物語。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 見知らぬ妻へ

  • 人生は、すべてうまくいかない。その中でも一番いい選択は?という話かなあ。自分で精一杯。それでも誰かのためにできることは、あるはずだよね。

  • 特別感動はないが、ひなびた温泉宿でひねもす過ごす心地よさがある。

  • たまたま図書館で手にした短編集、浅田次郎ならばハズレは無かろうと思って読んだ。かなり以前の本だけれども昭和の色は濃いけどなかなか地味に面白い。8話も盛られているけどそれぞれ味わいがある短編ばかり。中では小4時代のアイノコいじめがトラウマになった幼馴染3人の話「かくれんぼ」が良かったね♪
    1998年の作品

  • 5年前に離婚し、東京のボッタクリバーに客を回す仕事をしている花田は、手配師の土橋に頼まれて、中国人女性と結婚することになるが…。
    表題作「見知らぬ妻へ」のほか、7編を収録した短編集。
    (アマゾンより引用)

    この人の短編は読みやすいなぁ(*゚▽゚)
    どの話もなかなかやった(*´∀`*)

  • 2015.6.7

  • 知人が好きな作品だと聞き読んでみました。

    浅田次郎さんの作品はセンチメンタルなものが多いなと感じた。

    底辺において社会主義の回復というより社会主義が否定された社会においてセンチメンタルなカタルシスがあるような作品が多い。

    偶には人のおすすめを読むのもいい。

  • 「ファイナル・ラック」。馬券を見て、昔読んだことがあったと気づいた。唯一、ハッピーエンドの話。

  • 「スターダスト・レビュー」と「うたかた」が特に良かったけど、全編を通して良かった。

    でも「スターダスト・レビュー」の終わり方がイマイチ納得出来ないんだよなぁ…。
    あれって、音楽と決別するために指を切るのか手を切るのか分からないけど、とりあえず傷つけるってことでしょ。
    そうまでしなきゃ、いけないのかな。

    結構時代錯誤な話もあるけど、それは浅田次郎作だからなのかどうなのか…。

    そういえば、「ファイナル・ラック」は、「地下鉄に乗って」に少し似てるなと思った。まぁタイムスリップするところだけだけどね。

  • ・「かくれんぼ」「金の鎖」と表題作「見知らぬ妻へ」が良かった。「見知らぬ妻へ」は読んでる間自然とながやす巧の絵柄でイメージしてたんだけど、これ漫画化されてた?雰囲気ピッタリだわ。

全51件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1951年東京生まれ。1995年『地下鉄に乗って』で「吉川英治文学新人賞」、97年『鉄道員』で「直木賞」を受賞。2000年『壬生義士伝』で「柴田錬三郎賞」、06年『お腹召しませ』で「中央公論文芸賞」「司馬遼太郎賞」、08年『中原の虹』で「吉川英治文学賞」、10年『終わらざる夏』で「毎日出版文化賞」を受賞する。16年『帰郷』で「大佛次郎賞」、19年「菊池寛賞」を受賞。15年「紫綬褒章」を受章する。その他、「蒼穹の昴」シリーズと人気作を発表する。

浅田次郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×