- Amazon.co.jp ・本 (476ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334925284
作品紹介・あらすじ
警視庁組織犯罪対策部第四課の刑事・秋川恭介は、旧友の不審死をきっかけに権力の闇に踏み込んでいく。見え隠れする検察の影。事件をきっかけに失踪した友人の妻と、不可解な行動で捜査を混乱させる謎の青年。あらゆる捜査妨害を乗り越えて、秋川は友が語りえなかった真実に迫れるのか!?哀切なラストが胸を打つ、警察小説の最新傑作。
感想・レビュー・書評
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2018_10_02-115
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辞めてからはどうするのかな。
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面白かった!ラストはいろいろ詰まってて、そうなるの?!ってところもあったけれど、楽しく読めた!!
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8
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面白かった。笹本作品の警察小説の中では、「越境捜査」シリーズがこれまでのお気に入りだったが、この作品もそれに並ぶくらいの満足度だった。
旧友の自殺、その妻の失踪、暴力団によるネット賭博、少年の祖母撲殺事件、検察権力の裏に潜む闇、、、多種の事件が複雑に絡み合い、それを組織犯罪対策部第四課の刑事・秋川が、数々の捜査妨害、裏切りに遭いながらも徐々に紐解いてゆく。最後まで結末が読めず、終始ハラハラする展開を楽しめた。主人公の秋川をマル暴畑の刑事で且つハイ特捜査室に置いたところが、複雑な捜査過程を無理ないものに仕上げることに成功した要因かなと思った。