三千枚の金貨 下

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 347
感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334927172

感想・レビュー・書評

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  • おもしろかった。大満足
    これだから宮本輝さん好きなのよ

  • 「金貨を埋めた」芹沢由郎を調べた調査会社の報告書が面白い。彼がどんな生い立ちで、どんな少年時代、青年時代を過ごしてきたか、彼を知る人たちの色々な角度からの証言。これは調査書の範囲を越えているだろう!!と突っ込みつつも、主人公がいったい誰なのかわからなくなるほど、彼、芹沢に強く惹かれてしまった。いつも思うことだけど、宮本輝作品に出てくる関西弁って、優しさと哀しさが同居していて、そこがとても好き。京都のおでんやさんの主お手製の練りもの、特に、餅入り巾着がすっごく美味しそうだった。(*^_^*)

  • なんだか、狙いすぎなような・・・
    昔だったら、いい話だなぁと素直に感動できたような物語なんだけど、説教くさく感じて、微妙に受け入れられなかった。

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著者プロフィール

1947年兵庫生まれ。追手門学院大学文学部卒。「泥の河」で第13回太宰治賞を受賞し、デビュー。「蛍川」で第78回芥川龍之介賞、「優俊」で吉川英治文学賞を、歴代最年少で受賞する。以後「花の降る午後」「草原の椅子」など、数々の作品を執筆する傍ら、芥川賞の選考委員も務める。2000年には紫綬勲章を受章。

「2018年 『螢川』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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