光 (テーマ競作小説「死様」)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334927622

感想・レビュー・書評

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  • 小説というより、カウンセリングとかセラピーに近い感じ。親友の葬儀で微笑を浮かべていた男が、死者の娘と交わすメールのやり取りという形で進行する。大部分は、その男の体験という形で、自己と徹底的に向き合うことで自分の欠点を知り、それを克服して主体的に生きることで、世の中の苦しみの大部分から逃れることができ、生きることが楽になるという教えが書かれている。仏教の教えにも近いかもしれない。
    その主張には共感するところも多いが、「小説」ではないように思う。

  • 『7つの習慣』で言うと、第一の習慣「主体性を発揮する」が中心。
    自立がテーマ。
    「楽に生きる」のではなく、「生きるのが楽」になるような術を伝えようとしている。著者の実体験に基づいた奥さんの死に関する内容は鬼気迫るものがありました。

  • 話の内容は以外や以外です。
    内容というより、皆知っているはずなのに普段中々気付けなかったり…改めて考えさせて頂ける一冊になってました!!

    全ての結果の原因は、自分の中にあるんですね☆★

  • 土居さんの実体験なのかもしれない。奥様を亡くした悲しみから立ち直る方法というか考えが書かれていた。目新しくはないけど、とてもしんどい人はヒントになるかもしれない。たぶん良書。

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