坂木司リクエスト! 和菓子のアンソロジー

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334928643

感想・レビュー・書評

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  • 融雪がおいしそうでよかった!

  • 松露がテーマの「迷宮の松露」(近藤史恵)、淡雪羹の「融雪」(柴田よしき)、おはぎがテーマの「古入道きたりて」(恒川光太郎)、上菓子がテーマの「甘き織姫」(畠中恵)が好み。
    「和菓子のアン」後日談の「空の春告鳥」は言うに及ばず。

  • 和菓子をテーマにしたアンソロジー。
    坂木司さんは、和菓子のアンの番外編。
    坂木さんのよく書くwhyのミステリ。

    その他の方では、日明恩さんのトマどら、柴田よしきさんの融雪、恒川光太郎さんの古入道きたりてがおもしろかった。

    とても面白い企画なので、今後も楽しみ。

  • 和菓子がテーマなのでどれも話がショボく感じられてしまった。

  • 題名どうりのアンソロジー。ほとんどの作品が当たり!!馴染みのない作家のはやっぱりダメだった。
    2013.11.19

  •  坂木司さんの「和菓子をモチーフに忘れがたい作品を」というリクエストに小川一水、木地雅映子、北村薫、近藤史恵、柴田よしき、日明恩、恒川光太郎、畠中恵、牧野修9人が応え、完成した「和菓子」がテーマのアンソロジー。

     坂木さんの『和菓子のアン』の続編をはじめ、ちょっと気になる作家さんたちの和菓子をめぐる短編ばかりで、甘いもの好きな人にはぴったりの作品集です。
     初めて読んだ小川さんの作品は?だったけれど、あとはそれなに楽しめました。特に印象的だったのは、異国で懐かしいお菓子に遭遇した近藤さんの「迷宮の松露」と、和菓子と俳句とミステリとがほどよくマッチした北村さんの「しりとり」の2作。

  • 和菓子をテーマに作家が共演。いろいろ読めて知らない作家に出会えることこそ、アンソロジーの醍醐味だ。みんなのレビューを読んでも、心に残る作品がこうも違うかと興味深い。
    自分のベスト3
    1 小川一水 時じくの実の宮古へ
    2 木地雅映子 糖質な彼女
    3 北村薫 しりとり
    元々好きな作家たちの作品は期待が大きくなりすぎて、物足りなくなってしまった。

  • 和菓子のアンの坂木司さんが「和菓子」をテーマにリクエストして、小川一水、木地雅映子、北村薫、近藤史恵、柴田よしき、日明恩、恒川光太郎、畠中恵、牧野修の短編が集まった!(i44)

  • 食いしんぼには楽しくも辛い(お腹空く)アンソロジーです。いやーどれも素晴らしい!個人的には特に『チチとクズの国』が良い。
    一つのテーマでこれほど多様な世界が味わえるとは、和菓子の奥深さゆえでしょうか…和菓子でSFもあるとは。


    でも改めて、私この中の、とある作家の描く人物造形苦手かもしれん、とも思ったり。それも一つの発見だったので、色んな意味で☆5つ。

  • ブックオフで見つけて、図書館で借りました。知っている作家さんのが少なかったけれど、楽しかった。短編集だから1日半で読めてしまった(^o^)/坂木さんの続編から始まり、和菓子にまつわる謎解きや異世界や過去や未来…。和菓子だけでこんなにも世界が広がるんだなぁ。2013.10.24

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著者プロフィール

一九六九年、東京都生まれ。二〇〇二年『青空の卵』で〈覆面作家〉としてデビュー。一三年『和菓子のアン』で第二回静岡書店大賞・映像化したい文庫部門大賞を受賞。主な著書に『ワーキング・ホリデー』『ホテルジューシー』『大きな音が聞こえるか』『肉小説集』『鶏小説集』『女子的生活』など。

「2022年 『おいしい旅 初めて編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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