サラリーマン 絶望の未来 Hopeless Salarymen (光文社ペーパーバックス)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334933975

感想・レビュー・書評

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  • 役人国家、ニッポン。彼らがこの国を食い尽くして言ったのかということがつぶさに書かれてて、面白かったことを覚えています。この本を薦めてくれた方にこの場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました

    名前は伏せますがこの本はある人に勧められまして、手に入れて読んでみました。この本が書かれた時期は2006年の話で、この記事を書いているころから逆算して考えてみると、この時期からいわゆる『転換点』だったのかな?ということを考えていました。

    この本を読みながら自分はなぜ、役人にならなかったのかと、教員と中堅官吏を養成する大学に入っておきながらダブルスクールもしないで、どんどん獣道に入っていって、いまやこうして駄文をつづっていることはないだろうな、なんていうことをふっと感じてしまいました。ま、後悔は無いんですけどね。ここに書かれていることをまともに考え続けると、「サラリーマン」とここに定義されている人たちは精神的に鬱になってしまうのではないかと思います。

    そして、役人社会と闇社会の人間が以下に複雑に絡み合っているのか?そういうことも具体的に書かれていて、今の風潮が本当に薄ら寒くさえ思えてしまいました。詳しいことは本書に譲るとして、この本の中で役人と呼ばれている人が最も救いがたいと感じたのはあらゆる汚いことをやっておきながら、権力や法律に守られていて、『ルールを作る側』の人間が腐敗してくると、もはややりたい放題の様子を呈してくるんだな、ということを考えさせられてしまいました。

    今、この本が出版されているのかはわかりませんので、図書館で手に入れてお読みになるか。もしくは古本屋、もしくはアマゾンのマーケットプレイスか何か入手してお読みになることをお勧めします。

  • 2008 北京オリンピック 2010 上海万博
    総評ー役所関係 同盟ー民間企業
    小泉純一郎 稲川会
    野中広務 山口組 国粋会(銀座六本木)を傘下
    住友銀行 磯田一郎 娘が山口組とくっつく。パチンコ業界に融資して、こげついた。

  • なかなか面白い見方だけど、強引なところもある。

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著者プロフィール

経営コンサルタント、著述家。1956年大阪市生まれ。上智大学文学部哲学科卒業。「現代世界を解読する」を目的に流通、映画、経済研究所など異業種企業を戦略的に転職しつつ人間の活動実態を学び、世界の時空構造を研究。「世界の歴史は180年サイクルで動いている」という「超サイクル理論」を構築する。1988年、㈱ISJを設立。各種の産業分野において未来予測を目的としたビジネスレポートを発刊する。経営戦略、マーケティング戦略に関するコンサルティング及び戦略提言を展開。阪神大震災をきっかけに、無能な日本政府に怒りをもって著作活動を開始、その目的は「日本国再建」である。著書には『ゴールドマンサックスが解れば世界経済を操る大謀略が見えてくる』(成甲書房)『地球支配階級が仕掛けた悪魔の金融ビジネス』『地球支配階級が仕掛けた悪魔の世界戦争ビジネス』『地球支配階級が仕掛けた世界大恐慌悪魔のシナリオ』『地球支配階級が仕掛けた世界統一政府悪魔のシナリオ』『日本国の支配構造と暗黒の運命』(いずれも学研パブリッシング)等がある。

「2015年 『金融暴落から戦争に突入する日本国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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