内澤旬子の 島へんろの記

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  • 光文社
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本棚登録 : 109
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334952068

感想・レビュー・書評

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  • 内澤さんに対する共感と違和感は何なんだろうと著書を読む度に不思議に感じていたが、今作をななめ読みして分かった。彼女は女であることの偏見から離れ、独力で生きている様を格好良く描写するのだが、たいていの男は当然に誰も助けてくれないので、彼女が「奮闘」としていることが、大したことだと思えないのだ。
    しかも今回は結構色んな人から(おじさんなら得られないような)親切を受けていて独力感が薄いにもかかわらず被害者意識は強く、悪い意味で女々しい。
    遍路自体はハイキング未満の散歩でおもしろくないが、折々の回想のおかげで彼女の思考がよく分かったのは良かった。

  • おもしろく一気に読んだけど、もうちょいなんか書くことなかったかなって感想。

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著者プロフィール

ルポライター・イラストレーター

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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