小説項羽と劉邦 下巻

著者 : 鄭飛石 町田富男

• 光文社 (1997年4月1日発売)

作品紹介・あらすじ

部下・劉邦が、なぜ天下を制したか!最後に勝つ者の資格とは!四面楚歌、猛将・項羽の激烈なる最期。漢帝国成立へ。

感想・レビュー・書評

[koodyさんの感想 · 2009年1月14日]

戦乱の時代を綴った書であるが、

人間の欲深さは、
底がなく、
欲を追及した先には、破滅が待っているように感じた。

天下を平定した皇帝も、
安堵する暇もなく、
謀反に怯え余生を送る様が記されている。

全て読み終わってみると、
劉邦は、身分の低い亭長の頃が
一番幸せだったのではないかとすら感じる。

[koodyさん · 2009/01/17]

戦乱の時代を綴った書であるが、

人間の欲深さは、
底がなく、
欲を追及した先には、破滅が待っているように感じた。

天下を平定した皇帝も、
安堵する暇もなく、
謀反に怯え余生を送る様が記されている。

全て読み終わってみると、
劉邦は、身分の低い亭長の頃が
一番幸せだったのではないかとすら感じる。