- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334977320
作品紹介・あらすじ
"婚活"で彼女たちは幸せになれたのか-婚活で得たもの、失ったもの-彷徨える愛の難民たち。
感想・レビュー・書評
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読後感爽やか。タイトルからは「自分のレベルの割に理想が高すぎて救いようがない」婚活女のイメージが浮かぶが、ここに登場する婚活女性たちはほとんどが、著者との対話の中で問題を自覚し、婚活に対する態度や戦略を明らかにしながらそれぞれの道を進んでいる印象を受ける。登場する女性たちへの著者の温かい眼差しが感じられる筆致も読んでいて心地が良い。
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婚活に悩む人たちの心情とかが知れて良かったですよ! しかし、この本に収録されている男性・女性はどちらかと言うと富裕層ですねぇ…年収200万の人たちが大勢居る中で…選り好みして決まらない人たち、みたいな印象を受けましたね…。
まあ、女性が高収入の男性を求めるのは今後の生活のこともあるでしょうしね…仕方がないでしょう! しかし、一方では旦那と別れてしまって定収入に甘んじざるをえないシングルマザーとかも居る現・日本…彼女らに救いの手を!
ヽ(・ω・)/ズコー
巻末に著者がインタビューした人たちの後日談みたいなんが載っていますけれども、やはりどの人も結婚には至っていないのですねぇ…慎重になりすぎるのも考え物かもしれませんねぇ。
というわけで、出生率向上に貢献するのはこの本に収録されている人たちではなく、ヤンキーの人たちと言ってよいでしょう…頑張れ! ←え?? 社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー -
婚活中の12人の女性にたいするルポ。境遇とか運が悪いと思える人も何人書いたが、他の人については一生婚活してろと思わせる人たち。自分のレベル、自分の両親がどういう仲の良さだったのかなどを見ていれば、結婚にそんなに幻想を求めても仕方がないと思うし、幻想を求めたいのなら一生婚活していればよいのである。と思った。まあ、女性だけではなく、男性も同じことが言える。あと、著者の経歴をネットで調べてみたが恋愛関係のコンサルタントらしいが、著者が未婚なのでどこまで説得力があるのか少し疑問だった。
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結婚に関して最近気になり、いろんな本を手にしては白旗フリフリの私です。こういうネタに関してではなく、私自身子どもの頃から本は読んではいるのですが、読んでいるのは漫画と小説。つまりフィクションしか読まない読書人生だったわけです。そのため、大人になったからといって、身になるハウツー本を読めと言われて素直に読めるわけでもなく、ただただ文字だけが右から左へ流れていくわけです。
そんな私にとってこの本は、小説と思ってもいいくらいに読みやすく、続きが気になる作品で、短編小説のように読みやすいものでした。区切りもよいし、自分が記者になったような気持ちで読めるので、婚活に興味のない方も手にとってはいかがでしょうか。 -
婚活に興味があり、
タイトルと表紙に惹かれ
読みました。
ふむ。
様々な婚活模様や結婚観に
びっくりしたり
納得したり……
結婚って複雑だなぁと
しみじみ思いました。しみじみ。 -
30代、40代の婚活女子の生態系を調査した本。子どもが欲しいか、パートナーが欲しいかで期限の区切り方に違いがある、にはなるほど、と頷く。メモ。
彼女たちが男性に厳しい条件を求めてしまうのは彼らが愛情を注ぐに値する相手であるかを確かめるため。
偏差値と年収の高い女性は婚活を始めるといきなり結婚相談所に入る。効率を考えて迷いなき選択が出来る潔さを、彼女たちは持っているのである。
世の中には誰かと協力しあって作り上げていく人生と自分の力を信じて、一人で何かを成し遂げようとする人生の2通りがある。 -
勉強になりました。みんないろいろな状況下で婚活をしていたり、様々な結婚観があるなあと改めて。
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かわいらしい装丁は小説のようだけれど、婚活にとりくむ(主に)女性たちを取材したドキュメント。
都内30~40代あるある、という感じでかなり自分と重なる部分があった。結婚はしたい、誰でもいいわけじゃない…みんながそうだと知ったからってどうなるものでもないけれど。 -
いろんな婚活女性のエピソードが生々しく紹介されている。気持ちが分かるようでドキッとする話もあったり。