中世美術 (美術史2)

  • 国書刊行会
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  • Amazon.co.jp ・本 (450ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336044624

作品紹介・あらすじ

輝かしく雄々しい若年時代が過ぎ去ったのちの、長い混迷が覆う世紀に沈黙を強いられたあまたの名もなき精神から、深いざわめきとともにほとばしる、荘厳なる造形的讃歌。

感想・レビュー・書評

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  • これで美術史は全部そろった。

  • 読者が美術史を知っていることを前提に書いているフランス人特有の?文章表現なので、日本人には抵抗があるのでは。
    興奮して書いているかんじがいい(「~、そう、~」[p48]、「だがそれがどうしたというのか!」[p64]など…)。

    欧州の比重が高い。そんな偏りからのそれ以外の地域、文化圏の記述のほうが魅力的では。

    解説(※訳者あとがきⅠ)にもあるように、時間の幅が広い。それもあって、抽象的でダイナミックな、自由な記述を可能にしている。まあ、内容が正しいか正しくないかは気にせず。この本を読むきっかけとなったインドの記述[p40-41]が素晴らしいが、暇を見つけて適当に読んだところがいいときもありそうな流麗な美文調。

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