屋根裏の二処女 (吉屋信子乙女小説コレクション) (吉屋信子乙女小説コレクション 2)

  • 国書刊行会
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  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336044839

感想・レビュー・書評

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  • 乙女の描写が美しい。可憐。胸がくすぐったくなる。
    吉屋信子先生のまだ若い筆。まだ削げる無駄がある文であったが、ところどころに滲み出る女性への尊厳を感じる作品。
    嶽本野ばら氏の解説も併せて、作品への愛、処女(おとめ)への愛が凝縮されている。
    素敵が言葉として出てくる前に、吐息になってしまう。

  • 素敵な百合小説。表現も美しい。野ばら先生の解説面白すぎ

  • 青春。

  • 同じ寮に住む二人の少女の友情恋愛小説。表現が難しかったりしますが、意外なラストでした。嶽本野ばら氏監修です。

著者プロフィール

1896年、新潟市生まれ。52年「鬼火」で女流文学賞、67年菊池寛賞を受賞。『花物語』『安宅家の人々』『徳川の夫人たち』『女人平家』『自伝的女流文壇史』など、幅広いジャンルで活躍した。著書多数。73年逝去。

「2023年 『返らぬ日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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