名物裂の研究: 鴻池家伝来の仕覆解袋

制作 : 小笠原小枝 
  • 国書刊行会
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336058454

作品紹介・あらすじ

大阪の豪商鴻池家が収集した貴重な名物裂の数々を初めて本格的に紹介。名物裂を舶載の染織品として捉え、染織史の視点から文様や織のルーツを考究する。CGで再現した仕覆イメージなど美麗な図版多数。

感想・レビュー・書評

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  • 名物裂を染織史の視点から研究した著書。
    図版が大きく見やすい。織物毎の解説、最後の論文も参考になった。

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著者プロフィール

1942年生まれ。東京芸術大学美術学部芸術学科卒業。東京国立博物館調査員、東京芸術大学非常勤講師などを経て日本女子大学助教授、教授を歴任。現在は日本女子大学名誉教授、東京国立博物館名誉客員研究員。専門は日本・東洋染織の比較研究。
主な著書に「日本の美術」『更紗』(1980年)『金襴』(1984年)『染織(中世編)』(1988年)『絣』(1992年。以上至文堂)、『舶載の染織』(中央公論社、1983年)、『染と織の鑑賞基礎知識』(至文堂、1998年)、『ジャワ更紗――いまに生きる伝統』(共著、小学館、1999年)、『別冊太陽 更紗』(監修、平凡社、2005年)、『中国絹織物全史――七千年の美と技』(監修、2015年、[発行]科学出版社東京[発売]国書刊行会)など、論文に「日本のおける宋元の染織」(『中国美術全集7』、京都書院、1996年)、「中世の夾纈」(『現代の考古学4 生産と技術の考古学』、朝倉書店、2008年)、「平等院本尊阿弥陀如来座像台座華盤発見の金糸入り織物再片」(『鳳翔学叢7』、平等院、2011年)などがある。


「2018年 『名物裂の研究 鴻池家伝来の仕覆解袋』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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