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- Amazon.co.jp ・本 (119ページ)
- / ISBN・EAN: 9784337139039
感想・レビュー・書評
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悩んでいる小中学生(受験生が多い)を主人公にした短篇集。
暗いトーンの寓話。
悩んでいる中学生(悩まない中学生なんているのか?)が読めば共感できるかもしれないが、引いてしまう子の方が多いかもしれない。
表題作である「電話がなっている」のラストは衝撃的。ただし唐突。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
しばらく前に読了。川島さんをいくつか読もうと思って借りたもの。
短篇集。煮え切らない感じの終わり方にけっこう色があって、これが川島さんの基本色なのかなと思う。切迫感と、不安と、恐れ。抗いと、どこまでいってもつきまとう敗北感。負の肌触りが、からだの奥に静かに溜る。いやぁな感じを呼び覚ますけれど、それを切って捨ててしまうと、一緒に何かを見失ってしまう気がする。
前に読んだ「ゲキトツ!」は、ちょっと手抜きな感があって拍子抜けしたのだけど、これはけっこう、好き。 -
電話がなっている
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人生で
もっとも衝撃を受けた作品。 -
あたらしい
怖いけど
リアル
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