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- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784337187511
感想・レビュー・書評
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山では不思議で妖しい何かと擦れ違う瞬間がある。山人(やまんど)のじいちゃんは孫娘に不思議な話を語る。やがて孫娘自身も不思議な出来事に遭遇していく-。
飄々としたじいちゃんと、不思議な事もごく普通に受け止める孫娘との交流に心が洗われる。何よりも瞼に浮かぶ情景が神秘的で美しい。恒川作品が好きな方なら、気に入って貰える世界観だと思う。小学校高学年向けの児童文学なれど侮りがたし。少し怖いが、何処か懐かしくて優しい…。さながら、現代風の民話と云った処か。良く出来た奇談だと思う。この作家さんの新刊がでたら是非読んでみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中学生の頃読んで衝撃受けた作品。
世界観が好みすぎてニヤけが止まらなかったね。
この本と出会ってから今もずっと妖だったり神様だったりが登場する奇談系の本が大好き。 -
自然を擬人化した描写が上手!