- Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
- / ISBN・EAN: 9784337336179
感想・レビュー・書評
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小学1年生が読むには難しかったです。
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お母さんの仕事の都合で、住まいを転々とする尚子。
彼女が、預けられたのは祖母の家。オムレツ屋をしている。
そこで目の当たりにする「家族」という姿…。
「家族ってさ、だれかがだれかのためにがまんするものじゃないよね」
この言葉が、この物語のすべて。 -
なれないオムレツ屋の手伝いをしていた尚子が自分のもんとうの宝物をみつけていく物語です。
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2013年課題図書(高学年)。
いま、進路で悩んでいる子供達にすすめたい。 -
★★★☆☆
母と二人暮らしの尚子。母は各地を飛び回る仕事のため、転校を繰り返し親友がいない。
母が半年外国での仕事を受けたため、尚子は親戚の5人家族の家にあずけられることになる。
最初はあこがれの家族の団らんにほっこりする尚子でしたが、どの家族にもそれぞれ悩みがあると知る。
自分の気持ちを母にぶつけた後、自分の大切なもの、母の大切なものを考えていく。 -
フリーライターの母とはなれ親戚のオムレツ屋さんに居候
ふたごの兄弟はひとりは松葉杖なしじゃあるけない
大事なのはそこでどう生きるか -
フリーライターの母がモンゴルに取材に行くことになり、小6の尚子は伯父の家で暮らすことに。伯父さんは、洋食屋「オムレツ屋」を営んでいる。同い年のいとこ、和也と敏也は双子。しかし、敏也は足が不自由で、普段は寮で暮らしている。
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なんだか現代の子たちだなーほんと。
親の都合に、親の意志に、振り回される子どもたち。
そして、そんな中でも、どんなところでも、
「どうするか」「どう生きていくか」が大切だってこと。
なるほど。
置かれた場所で咲きなさいってやつですね。
うまーくまとめたな。
でも、それが今の子どもたちへの一番のメッセージなのも、納得。
ほんと子どもの力じゃ、どうしようもできないことだもの。