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- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784338297035
作品紹介・あらすじ
大坂入城を果たした真田幸村は、十勇士とともに真田丸の建設をいそぐ。豊臣家の存亡をかけた最後の決戦の火ぶたが切って落とされる!
感想・レビュー・書評
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面白かった。真田十勇士が大活躍する。
敵方の徳川家康も肝が据わっていて良かった。
負け戦になるのは分かっているのだが、それでも読ませる魅力がある。
歴史の授業では関ヶ原の戦いの後、大阪の陣がなぜ起こったのかよく理解出来なかったが、この本を読んでやっと分かったのが良かった。
豊臣秀頼の評価はこの本でも悪い。有能な真田幸村達にとって、秀吉の後継者で家康と戦うリーダーとしては不足だったんだろう。
大野治長の内政下手戦下手(いいとこない)、ともかく困る淀殿の権力干渉。
大阪城に集まって対幕府の戦陣に姿も見せないのも、戦で侍女が死んだと動揺する母親を諫められず息子として考えてしまうあたり、大阪城城主としての判断が甘い。
秀頼の息子・国松が「武士は嫌だ」と言ったのは、農民から成りあがった秀吉を思うと切ないね。
佐助とかえでの恋愛模様は必要かなあと疑問だったし、イラストはなんで表紙伊佐なんだよ、とか絵の書き分けがないな、とかは不満でした。
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豊臣が滅んだ戦が、「大坂夏の陣」だというのを初めて知った。
七日 267p
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