許浚ホジュン〈上〉

著者 :
  • 桐原書店
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (509ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784342625817

作品紹介・あらすじ

朝鮮王朝(李朝)中期、被差別民に生まれた一人の男がいた。その名は許浚。彼は故郷を脱出し、師・柳義泰のもとで「心医」を志す…。韓国で300万部!!超ベストセラー歴史小説の全訳。

感想・レビュー・書評

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  • ドラマの方も視聴致しました。素晴らしい作品でした!

  • このお話は作者の急死により未完なのです。でもこの上下巻、かなりのページ数のものではありますが一気読みでした。こんなにおもしろい小説は久しぶりに読みました。美容院で髪を切ってもらう時にも読んでいたくらい。このホ・ジュンのいつも貴賎で人を差別せず、本当に苦しむ人のために自分を無して生きていく行き方やただ人々の病気を治すために、たゆまぬ努力をする、そんな生き方にもう感動せずにはいられませんでした。このホ・ジュンを支える妻ダヒのあり方、母のやさしさ、胸を打たれます。また、映画のテーマとしてもよく聞く「恨」というものがどのようなものであるのかこの小説を読んで少し理解できたようにも思います。

  • 「昔の大河ファン」にぜひおすすめしたい、韓国大河入魂の一冊。李王朝の「両班・常民・奴婢」なる厳格な身分制度のコンテクスト満載で、問題意識も高い。

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