非戦

  • 幻冬舎
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本棚登録 : 195
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (401ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344001442

感想・レビュー・書評

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  • ※2001.12.29購入@読書のすすめ
     売却済み

  • あれからどれだけの時間が流れただろうか
    そして世界は何が変わったのだろうか
    同じ繰り返しをしてるのではないかと思ってしまう。
    少しでもいいから前に進んで欲しい。

  • ●未読
    ◎「音楽は自由にする」(坂本龍一/新潮社/2009)p.221で紹介。9.11について。
    《p.221【「非戦」《テロの後は、恐怖の中で必死に情報を集める毎日でした。人間、どうしても知りたくなるんです。情報を集め、状況を解釈してその意味を考えないと、次に何が起こり同行動すればいいのか分からない。どうやって生きていったらいいのかわからない。恐怖が本当に極限にまで達すると思考停止になってしまうかもしれませんが、その一歩手前の段階では、人は必死で思考するんですね。多々追えば雷が隣家に落ちたら、次はどこに雷が落ちるかという事を必死に考える。きっと、そこから科学になったり、芸術が出来たりするんだろうと思います。(中略)その中で集めた情報をEメールで交換する輪をまとめた本が◎「非戦」(坂本龍一,sustainability for peace
    幻冬舎(2001-12-20)。(中略)しかし、アレだけ多くの人々が世界各地で、おなじおもいをもってすとりーとにでたのに、アメリカは結局イラクに侵攻してしまった。あのときのアメリカに対する深い失望が、現在の世界の状況につながっていると思います。》

  • 9.11テロの報復を食い止めようとするひとつの動きがカタチになったもの。
    執筆者はみな無償。買うことが
    意思表明になった本。

著者プロフィール

さかもと・りゅういち:1952年東京生まれ。3歳からピアノを、10歳から作曲を学ぶ。東京藝術大学大学院修士課程修了。78年にソロ・アルバム『千のナイフ』でデビュー。同年、細野晴臣、髙橋幸宏とともにYMOを結成し、シンセサイザーを駆使したポップ・ミュージックの世界を切り開いた。83年の散開後は、ソロ・ミュージシャンとして最新オリジナル・アルバムの『async』(2017)まで無数の作品を発表。自ら出演した大島渚監督の『戦場のメリークリスマス』(83)をはじめ、ベルトルッチ監督の『ラスト・エンペラー』(87)、『シェルタリング・スカイ』(90)、イニャリトゥ監督の『レヴェナント』(2015)など30本以上を手掛けた映画音楽は、アカデミー賞を受賞するなど高く評価されている。地球の環境と反核・平和活動にも深くコミットし、「more trees」や「Stop Rokkasyo」「No Nukes」などのプロジェクトを立ち上げた。「東北ユースオーケストラ」など音楽を通じた東北地方太平洋沖地震被災者支援活動もおこなっている。2006年に「音楽の共有地」を目指す音楽レーベル「commmons」を設立、08年にスコラ・シリーズをスタートさせている。2014年7月、中咽頭癌の罹患を発表したが翌年に復帰。以後は精力的な活動を続けた。2021年1月に直腸癌の罹患を発表し闘病中。自伝『音楽は自由にする』(新潮社、2009)など著書も多い。

「2021年 『vol.18 ピアノへの旅(コモンズ: スコラ)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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