- Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344002685
感想・レビュー・書評
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やんわりと切ない・・・おはなし。
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タイトルの話でもある解夏はもちろん良い話だけど、他の話も良かった。
その中でも、やっぱり解夏は最高です。
映画の「解夏」も、ドラマの「愛し君へ」も最高です。
泣ける話ですな。 -
「解夏」「秋桜」「水底の村」「サクラサク」という4つのお話が入った短編集。心が温かくなるいいお話です
感動するのでオススメです!!! -
彼の文は綺麗。
こころにすんなりしみこむのだ。 -
片耳が聴こえなくなった事を余りにも簡単に言い過ぎると怒られた事がある。五感の一つを失う事というのは一大事なのに、そんなにあっけらかんとしているべきではないと。
そうなってみれば分るのだろうけれど、大き過ぎる現実は人の感覚を確実に麻痺させる。そうでもなければ耐えられないのだ、実際。
この本で失われるのは視覚だ。しかもゆっくりと着実に、白い闇に閉ざされてゆく。
短い文の中に淡々と綴られる密やかに昇華されていく感覚と愛情。日本語というのはなんて美しい言語なんだろう。
映画・ドラマにもなったけれど、文字に勝る表現は無いんじゃないかと改めて感じた。
他収録の作品も是非読んでほしい。 -
「解夏」の他にも短編集が入ってます。
どれも、心にぐっとくる話です。
「解夏」は映画にもなりましたので、ストーリーはご存知と思います。
文章がとても優しいのが印象的でした。 -
短編集はあまり好きではないんだけど、これはいい本だ。内容がいいし、何より言葉が綺麗。さすがとしかいいようがない。解夏、秋桜、水底の村、サクラサクといった4つの物語が書かれているが、それぞれが違ったメッセージをもっていて、それでいて説教臭くなく、素晴らしい。こういう文を書けたらいいだろうな。
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さだまさしはバイオリンだけじゃない!
この本の中にはいい話が四つ詰まってます。 -
初さだまさし。彼の音楽同様,優しくてちょっとセンチメンタル。なるほど,映画化されるのもわかる。しっとりとした短編集。日本語の美しさが伝わってくる。
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解夏よりも秋桜の方が印象に残ってます。