雨の降る日曜は幸福について考えよう Think Happy Thoughts on Rainy Sundays

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 401
感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344006713

感想・レビュー・書評

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  • 久々に読み直したが著者の主張は変わることなく、ぶれなく一定だ

  • 日経新聞日曜版にこんなコラムがあったとは。この期間、きちんと購読していたはずなのに読んでなかったんだなぁ。今なら橘玲さんといえば迷わず飛びつくわけですが、知らなかったことを恥じるばかり。身も蓋もないでしょそれ、っていう論はたくさんあるものの皮肉っぽくなく伝わってくるこの淡々さが素敵です。きちんと金融リテラシーを身につけないと大変なことになるよ、ということが嫌味なく書かれている本。社会人は必読です。

  • f.2023/11/29
    p.2004/9/17

  • 読もうと思った理由
    著者の書かれる世界、考え方が面白いし、題名に引かれたから

    気づき
    ・個人の優位性を「エッジ(刃)」という。誰もが自分の
     エッジを持っている。人的資本への投資とは、試験で
     よい点数をとったり、資格の数を増やしたりすること
     ではない。自分だけのエッジを研ぎ澄ますことだ
    ・民主主義ってそんなにすばらしい?
    ・旧来の価値観が解体し、急速に変わりつつある世界の
     中で、自分と家族の人生にとって最適なポジションを
     確保すること。複数の選択肢から自分の人生を選ぶ自
     由を手放さないこと。「経済的独立」という目標に至
     る道は人それぞれだろう。それは困難であっても決し
     て不可能ではない

    著者の教科書的ではない、時代を独自の切り口で見る、その考え方、たとえのわかりやすさは大変参考になります。本書もまさに雨の降る日曜に読みやすいですが、考えさせられながら読みました。

  • 橘さんの本は好きだが、やや退屈

  • 『知的幸福の技術』というタイトルで文庫化されている。雑誌連載をまとめたものなので、情報量は少ない。

  • 雨の降る日曜に、幸福について考えようとは、惹きつけられるタイトルだ。普段の雨の日の日曜には、何をしているだろうか。家の中でボンヤリと静養する。それは、資本家が労働再生産のために与えた余暇であり、翌週の活力を蓄える時間だからだ。理不尽だらけの社会制度。橘玲の友人が自殺した所から、この話は始まる。

  • ニューヨーク市には日本全国のホームレスを上回るホームレスが存在するのに旅行者がその姿を見かけることがないのはDHSという民間に委託した福祉施設に保護されているからだという。それも毎年の調査により、ホームレスに支持されない利用度の低い施設は援助を打ち切られるという、合理的なシステムだ。

  • デモクラシー(民主制)は、参加者が自由に意見を述べあい、多数決で決める仕組みだ。五人の仲間で食事に行くことになったが、居酒屋かフランス料理かで意見が分かれた。いつもの3人が居酒屋を選んだとするとフランス料理を食べたかった2人も騒がしい店でチューハイを飲まなくてはならない。多数決原理では「多数者の専制」を解決できない。一方、私たちには民主制以外の選択肢はない。誰もが納得する決定は、王や神の命令ではなく「主権者」である国民から得るしかない。社会を構成する「多数派」の良識と公共心に期待するほかないのだ

  • 滞納した管理費、積立金は5年までしか請求できない。

    「人は常に他者の承認を求めて生きている」ヘーゲル
    人はだれからも承認されない人生を堪えることはできない。

    自殺志願者に安楽死を。オランダに行く。

    公務員は障害者に席を譲れ

    財政再建は覚醒剤(マリファナなども)合法化で。非合法ビジメスを合法化して、税金を取ると同時にレントをなくす。

    所得税をなくして人頭税にする。徴税の人件費がなくなる。

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著者プロフィール

2002年、金融小説『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)でデビュー。著書に『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎)、『日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル』『橘玲の中国私論』(以上ダイヤモンド社)『「言ってはいけない? --残酷すぎる真実』(新潮新書)などがある。メルマガ『世の中の仕組みと人生のデザイン』配信など精力的に活動の場を広げている。

「2023年 『シンプルで合理的な人生設計』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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