- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344007383
作品紹介・あらすじ
初めての相手ジョン、おしっこを飲む男、路上でスカートの中を撮る男、乱交、レイプ、クスリ、拒食症…壊れた少女が語る1年半の軌跡。
感想・レビュー・書評
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無かったことにしていしまいたいこと。
『援助交際』
私の世代や少し後の世代のとき、社会問題になった。
私は目をそむけていた。
今この本を読み始めたが、なかなか読み進めることが出来ないのも、やはり目をそむけたいからだ。
あるとき、私はこういう経験をした。
あるパネルディスカッションでのこと。場所はヤマハホールだったと記憶している。
当時流行の西部邁、西尾幹二などの「新しい教科書をつくる会」が主催で、小林よしのりらがパネラーとしていた。
テーマは援助交際だったのだが、最後の質疑応答で一人の少女が挙手して質問し始めた。
「友達が援助交際している。なんとかして止めたいがどう言えば良いのか・・・」という質問だった。
それに対するパネラーからの罵倒は聴くに堪えないものだった。
「ここはそう言う質問をする場ではない」
「援助交際するような人間と付き合う必要はない」
などといった返答だったと記憶している。
イイ大人が何をムキになって、一人の少女相手に壇上から罵倒しているやら。滑稽と言えば滑稽な構図だったが、腹立たしかったので、私もマイクをとって言い返した。
が、それはそれとして、私は壇上にいた連中と大して差がないことに、最近になって気がついた。なにせ、私はこの本が怖くて読めないのだ。
倫理に反すると言われる行為をする人間をどう止めうるか。
私がブッダや孔子であれば、人間の所業のいかなるものにも回答しうるだろうが、私は知恵浅い凡夫である。正直直視することさえ恐ろしいのだ。
そういうわけで未だなかなか読み進まない本。
しかし、決して「終わった」問題などではない、『援助交際』。
いつか私の中で回答を出せればと思って、最後まで読み通そうと思う。 -
枝を腟につっこんでのくだり、うひゃああってなった
何かがきっかけで借りたんだがわたしは面白かったです
読みやすかった
小説とかそういう本を読むとわたしの頭の中もポエマー化して
つらつら文章を紡ぎ出す
それは楽しい
そして悲しくなったり、がんばろうと思ったりする
今の援交の相場も調べてみたりしたが
本の内容も含めてなんだ時代を感じる
援交をやめてからのくだりは重たるい感じを受け取ったのだが
ぱっとネットで作者を調べてみると、その頃は割とたのいんでいたのか?
今日もポエマー -
高校生の時に援助交際をしていた作者の記録的な?
ノンフィクションやけど現実味がなくて、読み終わった後に「で?」って思っただけのアタシは冷たい人間なんやろうか? -
気持ち悪い・・・。
お金のためとはいえ、知らないおっちゃんとか
性癖のわからんヤツとかとHなんて出来なーい。
でも、なんでこの本書いたんだろう?
幼稚な文章に、本音を書いたと思えない内容。
「援交はダメだよ」ってメッセージ?
そこまでのメッセージ性は感じなかったなぁ。 -
<font size="1">あんまり衝撃を受けなかった私は、やはり現代の若者なのでしょうか。<br>
内容はただえろいだけかな、と思ってしまった。<br>
ごめんなさい(。-ω-)</font> -
昔援助交際していた著者の本を読んでみた.この手の本は昔道に外れていたが,今は真面目に生きています.って感じ.当時はお金が欲しくて欲しくてたまらなかったみたい.欲望を満たしてくれるのはお金.自分もお金が欲しくて欲しくてしかたがない.
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「私の価格は最低5万、最高25万。」
現代の"影"の部分に生きる女子高生の生活が、ありのままリアルに描かれています。同世代の女の子に読んでほしいです。 -
波乱万丈とはこのことを言うんだろうな。
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援助交際を止めようと、本を出してくれたのに、あたしはしてしまった。
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2006.05. なにかのテレビで著者を見て、興味を持ちつつ今まで読めなかった。やっと探し当てて読んだら…期待が大きすぎたのか、期待はずれ。
場違いであっても、助けを求めている人を、切って捨てるようなコトをする。最低だと思う。大人なら別の仕方があっ...
場違いであっても、助けを求めている人を、切って捨てるようなコトをする。最低だと思う。大人なら別の仕方があった筈。
思い余って発言した山猫サンキさんに、私は拍手を贈ります