たったひとつのプレゼント

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 31
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344007796

作品紹介・あらすじ

性同一性障害に苦しむ麻衣は、見た目は女性だが、まだ本当の女に戻りきれていない。普通の恋愛を求め、出会い系サイトで知り合った男性とデートをするが、男性の部分に触れられ「気味悪い」と罵倒され、深く傷つく。失意の中、博多の男性とメールのやりとりのみでの恋愛が始まった。彼は麻衣の体のことも理解した上で愛してくれるのだ。性転換手術を受ける決心を固め、彼との結婚、そして新しい自分に夢をはせる麻衣だったが…。性同一性障害を克服した著者が、切ない純愛を綴る、自伝的恋愛小説。幻冬舎アウトロー大賞特別賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 性同一性障害に苦しみながら、女性として暮らしている男性の話。心と身体の性が一致せず、それを隠しながら暮らしていくことの難しさや辛さなど、感情が心に迫ってくるようでした。2005年に刊行された本なので、今のように戸籍の性を変更出来たり、社会的に病気が認知されたりしてない時代だったので、今ならまた違う状況なるのかななんて思いました。

  • 読み進めていて古い小説だったのかなって思ってたんですが、2005年に出版された本みたいでびっくりしました。

  • 装丁に魅かれて手に取った一冊。
    性同一障害を取り扱った作品。
    私の知り合いにも性同一障害を克服した子がいるのですが
    いろいろ考えさせられました。
    考えさせられたけど、
    問題提示だけで終わったかな。
    もう少し読み応えがあってもよかったかな。

  • 性同一性障害の麻衣が主人公。
    出会い系とからませた話。
    周りが好意的すぎるのが、ちょっとね。

  • 性同一障害。ダブルハッピネスにつづき・・・
    ラストがあんまり気に入らないです↓

  • 性同一性障害の人の自伝的恋愛小説。つらい気持ちとかは共感できるけれど、読後感は?という感じ。

  • 内容自体は面白いのに書き方がちょっと・・・。途中で飽きちゃいました。

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