ぽろぽろドール

著者 :
  • 幻冬舎
3.61
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本棚登録 : 657
感想 : 130
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344013414

感想・レビュー・書評

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  • 2013/8/29

    もっと綺麗で素敵なお話かなー?と思って読んだらびっくりしました。
    おわりが、「え?」や、「なにこれ?」と思うものばかりで、ただ読みやすかったかな。
    特にめざめる5月がすきになれないです。

  • ジャケットのイラストがこのみだ。
    いなくなっちゃった好きな人を目指して、
    戦後一心不乱にマネキン創りに熱中する話が好き。

  • 下の本と同じ。
    話を持っていく力が私には感じられない。
    最初の本が余りにも私にはジャストフィットしすぎたからか。
    人形と人に関する短編が収録されているんだけど、やっぱりどれも同じような話にしか読めない。
    下の本と上手く噛み合わせてそれぞれ混み行けば、違ったような印象になったと思うのだけど。
    更に、どれも私の中でのハッピーエンドはどれも1つもなかった。
    あらら。私の求める話はない。

  • 人形にまつわるお話が詰まってる。
    少し切なく、少し暖かくなる。そんな不思議な作品。

  • 人形にまつわるストーリーが6つ。
    装丁がキレイだなと思って、手に取って読んでみたら少し怖い気がした。
    でも、本棚に戻す気になれずに、惹かれるように図書館で借りてしまった。
    こんな風に、ストーリーの中の主人公たちも人形に惹かれていったのかな。
    人ではない何かに、心を奪われたりのめり込んでいく気持ちって、悲しいけどわからなくもないかもしれないな。
    「きみのいない夜には」は失って初めてわかる大事なもの、無理して自分を作ってもどこかで壊れてしまうものの寂しさを感じた。

  • 借本。
    人形にまつわる短編集で読みやすい。
    内容が若い女性向け。
    初めて著者の本を読んだけど、なんかイマイチ。

  • 装丁が死ぬほど私好みだったのでジャケ買いしたのだけど思ったほど面白くなかったというか、全体的に薄っぺらくて設定が生かしきれていない感じがした。人形をテーマにっていうのはすごくよいと思うんだけれど煮えきれないっていうかすべてが不完全燃焼。物事を軽視しているような文章にいい気分はしなかった。

著者プロフィール

2002年、新潮社「女による女のための『R-18』文学賞」で読者賞を受賞し、同年『青空チェリー』刊行でデビュー。著作に『檸檬のころ』『夜の朝顔』『リテイク・シックスティーン』などがある。

「2010年 『神田川デイズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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