- Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344016118
作品紹介・あらすじ
菓子業界第8位の中堅会社に入社したてのワタシ、江口リツコは周囲からビスコと呼ばれている。理由は簡単。ビスコのパッケージに描かれているイラストそっくりの顔をしているから。会社では広報部に配属されたけど、新入社員研修が終わって間もない戦力外。それどころか、この世で一番恐い先輩・尾藤景子さんに毎日泣かされている。哀しいのと悔しいのと辛いのが一杯混ざった涙だ。でもある日、自分の大きい勘違いに気づいてしまった。-ここは会社、仕事をする場所。何も出来なくて人の助けを借り、少しキツク言われると泣き、逃げようとしていちゃダメなんだ。ワタシは何をしに会社に来ていたんだ…。その時からワタシは、少しずつだけれど、走り始めた。「日経ビジネスアソシエ」誌連載時から働く女性の熱い支持を集めた痛快感動作。
感想・レビュー・書評
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会社員って大変だなあ。というかこの会社が濃すぎるのか。
色んな意味でキツい人が多くて、だんだん胸やけしてきて、どばーっと読み飛ばしちゃいまいした(ノ▽`)
ビトーさんは小池栄子。それだけはガチ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
主人公の同期の女子に真剣腹が立った(笑)
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久々にヒット(自分内)作。まっ白なビスコとビスコを取り巻く多色な人々、異彩を放つ真っ黒なユリちゃん。キャラがしっかりしてて、読んでて楽しかった。
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面白いと思えるまで、少し時間がかかった。
後半は楽しめたけれど… -
不快で読めず。
最後だけ見たけど、子供に優しければひどいいじめしていいわけ⁇
話はどうでもいいけど、愛があれば暴言も許されるみたいな雰囲気かと、全く読む気起こらず。
ただのブラックをいい会社みたいに書くなよ… -
どぎつい関西弁で、ちょっとびっくりしたけれど、
面白かった。
主人公はお菓子のメーカーで働く女子、
ビスコの絵にそっくりだからビスコってあだ名。
この会社が、社長をはじめとして
もう、クセのある人ばっかり。
で、面白い。
ああいう女子は絶対いてるし、ああいう上司も絶対いてる。
結構、つらい目にあってるのに
辞めないビスコは偉い。
ほんとに偉い、私やったら絶対、速効辞めてるわ。
一人一人のキャラを濃ーくえがいていたので
ぜひ、実写で!
やってほしいわぁ。 -
これは面白かった!
ハラハラどきどきするし
ハッピーエンドだし
登場人物のキャラがこすぎるー
がんばって仕事しよ -
日経ビジネスアソシエで連載されていた物語
がむしゃらに走り続ける新入社員の姿って
忘れそうになる気持ちを思い出させてくれます
あと、フィクションだけど登場人物が皆個性的でおもしろい
そしてなんだかリアル -
ヘッポコ社員だったビスコが仕事に目覚め、しゃかりきに頑張るストーリーは爽快!でも同期のユリがあまりにもイタ過ぎて、読んでいてそこにげんなりする。困った大人たちの集合体ではあるけど、自分の力を認めてくれる頼れる先輩・上司に恵まれたビスコがちょっと羨ましい。
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菓子業界第8位の中堅会社に入社したてのワタシ、江口リツコは周囲からビスコと呼ばれている。理由は簡単。ビスコのパッケージに描かれているイラストそっくりの顔をしているから。会社では広報部に配属されたけど、新入社員研修が終わって間もない戦力外。それどころか、この世で一番恐い先輩・尾藤景子さんに毎日泣かされている。哀しいのと悔しいのと辛いのが一杯混ざった涙だ。でもある日、自分の大きい勘違いに気づいてしまった