メモリークエスト

著者 : 高野秀行

• 幻冬舎 (2009年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[lunachildさんの感想 · 2011年12月11日]

無計画すぎる高野さんは相変わらずだけど、見ず知らずの日本人を葬式に連れて行ってまで親切をするタイ人に驚き。
子供を叱らない、クラクション鳴らさないのがタイ人。
ルワンダ、コンゴの関係。リチャード氏の壮絶な人生が何よりすごい。
「ホテルルワンダ」を観て分かった気になってはいけないということを気付かされた。

[nobwowさんの感想 · 2023年10月17日]

高野秀行さんの本はいつでも星五つだな。

[hanaさんの感想 · 2016年1月30日]

他人の思い出の人を探す雑誌の企画を本にしたもの。見つからなかったものも含めて収録されているが、結構な確率で見つけている。南アフリカのリチャードの話は高野氏本人の話だが、リチャードの数奇な人生が圧巻。

[vivi634さんの感想 · 2013年9月16日]

軽いタッチで面白く、一気に読んでしまった。
けれど、内戦、民族紛争、貧富の差、治安の差、、、知らなかった現実の一部を具体的に見せられたようで、考えさせられもした。
高野さんのほかの著書も読んでみたくなった。

[Homodelphinusさんの感想 · 2010年2月7日]

他の人にはまねできない
リアルな旅

著者プロフィール

1966年、東京都八王子市生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学探検部在籍時に書いた『幻獣ムベンベを追え』（集英社文庫）をきっかけに文筆活動を開始。「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それを面白おかしく書く」がモットー。アジア、アフリカなどの辺境地をテーマとしたノンフィクションのほか、東京を舞台にしたエッセイや小説も多数発表している。