- Amazon.co.jp ・本 (337ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344019430
作品紹介・あらすじ
一体どちらが、正しいのか!?白クマと黒クマどっちが軽い?脱走映画と潜水艦映画にはずれなし?和製オランダ語「サイテヤーク」の意味は?すきやきに白菜を入れる?タメになることからどうでもいいことまで、侃々諤々が止まらない!ますます笑える会話のバトル第4弾。
感想・レビュー・書評
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ラジオの書籍化4冊目。
三谷さんと清水さんて、本当に仲がいいんだなぁ。なのにタイトルと表紙の絵はちょっと不穏なのがこのシリーズの面白いところ。
会話の内容はあるある話とかクイズとか噂話とかなんだけど、そういうなんてことない話を楽しく聞かせるのがプロの技なんだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
予想通りに面白い
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図書館から借りたその日の午後、和田誠の訃報を知る。
あぁ、和田さん。名作映画を観た後、「お楽しみはこれからだ」巻末索引にある作品名に線を引くのが楽しみだった。
「シネマッド・ティーパーティー」「落語横車」……、どれだけ愛読したことか。
本書の共著者?の一人 三谷幸喜が手すさびに描く絵も、和田さんタッチを模している。
ご令室レミさん監修の鍋やナイフを愛用している私が、ご令息 和田唱ひきいるトライセラトップスのCDを買おうものなら、もはや和田家の奴隷だな、なんて思っていたのに……。
心から冥福を祈る。
さて、本書「たてつく二人」。読んでみたら既読だった。
共著者?の一人 清水ミチコが高田文夫と組んだラジオ番組ビバリー昼ズ木曜日が大好きで、トーク内容を採録した「ニセ夫婦漫才」は迷わず買った。
……これが、放送ほど面白くない。話芸をテキストに起こすと、大事な成分が失われてしまうのか?
本書はずいぶん面白い。典拠のラジオ番組を聴いたことはないが、目で読むより、耳で聴いた方が面白いはず。 -
発売して、すぐ買ったのに、今読み終わる。
2009年分とのことで、三谷幸喜夫妻のことをイジる清水ミチコ。
まさか、2年後に・・・ -
J-WAVEの番組(2009年1~5月分)を加筆再構成したもの。ボケとツッコミが交錯する会話のぶつかり合い。二人とも翔んでますし常識人ですからハイレベルなトークで面白い。とりわけ清水さんが三谷さんをツッコムのは独特のおかしさですね。天下の三谷さんをこれだけ手玉に取れる人もそういないだろう。
清水「家老ってなんだっけ?」
三谷「家の老、海老の老と書いて家老ですよ。」
清水「海老の老って書かなくても老人の老でいいんじゃないの?」
三谷「僕は初めて買ったサントラが「大脱走」ですよ。」
清水「わかりやすいわね、あなたの人生。」
といった調子。
常識がないわりにヘン博識だったりで行き先知れずのトークですね。
テーマもいろいろで、シンデレラはずるいる12時は鳴り始めが12時なのかという話から除夜の鐘の話になっていったり、一緒に飛んだり対立したり楽しい。 -
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次作ないのかな。
引越しの箱の話。
お釈迦になるの話。
へぇ、でした。 -
ラジオでしているのは聞いてなくとも、二人がラジオで話してられる音を聞いている感覚で読めるのがいい。
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息の合った二人の掛け合いが楽しくて、読むのがうれしい本だった。読み物として充実してるかどうかは、また別の話だけど。
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さすがのお二人。仲がいいからテンポが最高。結構薀蓄が語られてるから勉強にもなったりする。