世界で稼ぐ人中国に使われる人日本でくすぶる人

  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344019553

感想・レビュー・書評

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  • 簡単に言ってしまうと、これからはグローバル化が進み、
    ①世界で活躍できる人
    ②コスト競争にさらされ、給料が激減する人(使われる人)
    ③使われることなく、不要と判断される人(クビ)
    の3つに分かれていく…という何とも刺激の強いお話。

    どちらかと言うと、以前レビューした
    「10年後に食える仕事、食えない仕事」に著者の主張は近い。
    http://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4492261036

    その中でも、どうやって①の人材になれるのか?が
    具体的に提示されています。

    まずは何てったって「英語」。
    これはトレーニングのようなものだから、
    毎日徹底して訓練しましょうという内容で、
    先日レビューした村上式に近い。
    そして、専門性。さらには、リーダーシップと続いていきます。

    自分としては、どこまで行けるかは分かりませんが、
    ②や③に落ちぶれてしまうのは悔しいし、気分が悪い。。
    そういう訳で、モチベーションUPに貢献してくれた本です。

  • これからの時代、4年生大学卒、男性、転職歴なしの人たちの苦難の時代が始まる。
    これから社内の出世競争の相手は、中国人、韓国人、インド人、さまざまな国の優秀な人材たち。
    そんな時代が、もう来てるんですね。

  • 淡々とグローバル社会や日本について述べられていて、語学習得法も詳しくあったが私には合わないやり方だと思った。

    章ごとにまとめが書かれているのでそれを読んで全体の内容を把握しようと思った。が、いまいち入り込めなかった。

  • いますぐ、とは言わないが、必ずやってくる将来のために今、意識して行う必要がある内容が満載

  • 1.この本をひと言でまとめると
     全球人になれ!

    2.お気に入りコンテンツとその理由を3から5個程度
    ・「日本人、男性、大卒、正社員、長期雇用」が不幸になる(p22)
      ⇒まさに自分なのでドキッとした。なんとなく現状に甘えている自分に気づいた。
    ・語学力を身に着ける(p76)
      ⇒英語の勉強法が具体的なので参考になった。
    ・専門性の3つの切り口(職能、事業、地域)(p136)
      ⇒地域という考えが今までなかった。いろいろ組み合わせることで専門性はまだまだ高められそうな気がした。
    ・行動時間分析(p149)
      ⇒今までの自分を変えるには時間配分を変えることが必要。今週から実践中。

    3.突っ込みどころ
    ・日本語コミュニケーション能力が重要と言っているが、具体的にどうやって能力を高めるのか書かれていない。英語や専門性の勉強は具体的なので同じように具体策を書いてほしかった。
    ・構想力(p186)は個人で必要な事。リーダーシップに関係する?
    ・48歳以降(5場所以降)のキャリアは?48歳でトップになってなかったら終わり?

    4.自分語り
    ・全球人になってほしいという期待感が感じられる。ダメな人を切り捨てるような書き方をしていないのが好感もてた。
    ・自分の強み、自分の価値をよく認識すること、そこからがスタートであるが、最大の課題ではないか。

    5.類書
    ・成功は一日で捨て去れ(柳井 正)

  • 英語を勉強するモチベーションが上がった。
    5000時間を使えばプロになる。

  • 図書館でなんとなく。
    見た目やタイトルから受ける印象よりもずいぶんと実直なグローバルに活躍を目指す人向けのキャリア指南書である。
    英語の学習方法や世界史と世界地図の学び方を紹介する。例にあげられるケースが、遠くの誰かではなく、わりと無名な筆者の周辺の人々が中心なのも現実感があってよいとおもった。

  • やっぱりこういう成功者が書いた本は定期的に触れていかないと。英語熱がまたくる予感。
    全球人を目指そう!

  • TGLP

  • 英語、勉強しないとな。

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著者プロフィール

キャメル・ヤマモト
ビジネス・ブレークスルー大学経営学部教授
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社執行役員、東京工業大学大学院特任教授。
東京大学法学部卒業、オックスフォード大学セント・アントニー・カレッジ シニアアソシエイト・メンバー、青山学院大学大学院国際政治経済学研究科修了(異文化経営修士)。
外務省、外資系コンサルティング企業2社を経て現職。日本企業の組織・人材のグローバル化のための「まだらメソッド」を開発し、その導入・普及に取り組んでいる。著書に『グローバルリーダー開発シナリオ』(共著、日本経済新聞出版社)、『グローバル人材マネジメント論』(東洋経済新報社)、『「世界標準」の仕事術』『「世界水準」の思考法』(以上、日本実業出版社)、『稼ぐ人、安い人、余る人』(幻冬舎)などがある。DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー・オンラインで、「まだら模様で考えるグローバル人材論」を連載中。

「2016年 『プロフェッショナル リーダーシップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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