7年目のツレがうつになりまして。

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 604
感想 : 99
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344020467

感想・レビュー・書評

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  • 以前『ツレうつ』と言う話は耳にした。
    結構な話題になったようだ。
    その時の話を見ていた人が『その後』と言う事で、
    この本を手に取るのだろうなと思った。

    評価が低いのは『うつ』に関しての知識を得ようと、
    この本を手にした者に対する内容ではなかったから。

    『ドラマ化された』『映画化された』と、
    何度も何度も何度も何度も出てくるので少し飽きた。
    人によっては『自慢』と取られるような気がした。
    ただ、当人たちはとてもまじめで純粋。
    『うつになって漫画を書いたらことの他売れて、
    あっという間にドラマの話が来て映画化されて驚いた』
    という驚きを書いたにすぎないのだけどね。

    おそらく前作に『うつ』についての詳細な内容があるのかもしれないが、
    精神疾患と言わず、医療関係は日進月歩。
    2006年に最初の『ツレうつ』が出版されたようだが、
    10年前の知識より最近5年以内の方の物がいいのは当然。
    当初と比べての治療薬の変移とかがあるのかなと思ったら、
    どちらかと言うと『過去にうつの病気を患った夫婦のその後』の
    報告漫画日記の様な内容だった。

    作者、ご主人共に真面目な性格で
    (だからこそうつを患ったのだろうと思う)、
    ストーリー的な漫画ではなく、
    『イラスト』の方が得意なのではないかと思う。
    『読んでほっこり』と言うものでもないし、
    『うつの現状』とも違うし、
    何となく当てが外れてがっかりした。
     
    ○市立図書館所蔵

著者プロフィール

細川貂々(ほそかわ・てんてん)
1969年、埼玉県生まれ。漫画家・イラストレーター。セツ・モードセミナー卒業。パートナーのうつ病を描いた『ツレがうつになりまして。』(幻冬舎)がベストセラーに。テレビドラマ化、映画化される。その他、水島広子医師との共著「それでいい。」シリーズ、今一生氏との共著『さよなら、子ども虐待』(創元社)、『凸凹あるかな? わたし、発達障害と生きてきました』(平凡社)、『がっこうのてんこちゃん』(福音館書店)、『こころってなんだろう』(講談社)、イラストを手掛けた『セルフケアの道具箱』(晶文社)などがある。現在、兵庫県宝塚市で、生きづらさを抱えた人たちが集う「生きるのヘタ会?」を主宰。

「2023年 『ココロの友だちにきいてみる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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